ご自身の症状を調べてみましょう

下記のチェック表で、スマホやPCから簡単にご自身の症状を調べてみましょう。
セルフチェックを通して、心と身体の不調のメッセージを受け取ることも大切です。

最近2週間のご自身を振り返って次のような症状があるか、
「はい」か「いいえ」でお答えください。

以下の症状が2週間以上続いている場合が受診の目安とお考えください。

※世界保健機構(WHO)がつくった国際疾病分類(ICD-10)によるうつ病の診断基準があります。

  1. 1日中憂うつな気分が続いている

  2. 何に対しても興味や喜びが持てない

  3. 疲れやすくやる気がおきない

  4. 集中力、注意力が低下している

  5. 自分には価値がないと感じ、自信を喪失している

  6. 自分が悪い、自分の責任だと罪の意識を感じる

  7. 将来に希望が持てず、悲観的な気分である

  8. 自殺を考えることがある

  9. 夜寝付けない、夜中に目が覚める、朝早く目が覚める、寝過ぎてしまう

  10. 食欲低下または食欲増加(過食)している

結果0

0個うつ状態ではないでしょう

「いいえ」が全ての回答の方は、ストレスが溜まっている状態ではないので、うつ状態ではないようです。
この調子でストレスを上手く解消して生活すれば、問題ないでしょう。

1〜2個軽度のうつ状態の可能性があります

「はい」が1〜2個の方は、多少ストレスが溜まっていると考えられます。まずはご自身でできる限り、気分をリフレッシュするように心がけましょう。もし、状態が2週間以上続いている場合は、軽度のうつ状態になっている可能性もありますので、心配でしたら、精神科や心療内科を受診してみてもよいでしょう。

3〜5個軽度〜中程度のうつ状態の可能性があります

「はい」が3〜5個の方は、ストレスが溜まっており、軽度〜中程度のうつ状態が考えられます。一人で我慢しないで、身近なご家族や信頼のできる人に相談してみましょう。うつ状態によっては治療を開始した方がよい場合もありますので、精神科や心療内科を受診してみることをお勧めします。
当院では初回カウンセリングは無料で行っていますので、ご予約の上お気軽にご相談ください。

6〜8個中程度〜重度のうつ状態の可能性があります

「はい」が6〜8個の方は、かなりストレスが溜まっており、中程度〜重度のうつ状態の可能性が高いです。
うつ状態は軽いうちに治療を開始した方が、早く治りやすい傾向がありますので、状態がさらに悪くなる前に精神科や心療内科を受診した方がベストです。
当院では初回カウンセリングは無料で行っていますので、ご予約の上お気軽にご相談ください。

9個以上重度のうつ状態の可能性があります

「はい」が9個以上の方は、精神的にも身体的にも辛い状態だと思います。このままではさらに状態が悪化する恐れが高いです。お早めに精神科や心療内科を受診することをお勧めします。今の状態ではご自身でうつ状態を改善することは、難しいと思いますので、医師に相談した上で、治療を検討することをお勧めします。
当院では初回カウンセリングは無料で行っていますので、ご予約の上お気軽にご相談ください。

チェックされた項目の数だけでなく、特に「01」「02」の2項目が2週間以上続いている場合は、
お早めに精神科や心療内科に受診されることをお勧めします。

うつ病を発症すると、仕事や家事、家業など生活に支障をきたすようになり、我慢し続けた分、寛解にも時間がかかります。また、最近では中年以降の男性に多い定型のうつ病に対して、非定型うつ病の若い女性に増えています。早期発見・早期治療することでお早めにうつ病を治すことができます。

国際的なうつ病の診断基準について

診断基準DSM-5は、米国精神医学会が作成する精神疾患・精神障害の分類マニュアルです。
正式には「精神疾患の診断・統計マニュアル(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)」といいます。本来はアメリカの精神科医が使うことを想定したものですが、事実上、国際的な診断マニュアルとして使われており、日本全国も基準となっています。
DSM-5では、まず、精神障害が大きく22カテゴリーに分類されます。その中のうつ病の診断基準として、大うつ病診断基準DSM-5があります。

大うつ病診断基準DSM-5

以下の症状のうち、少なくとも1つある。

  1. 1. 抑うつ気分
  2. 2. 興味または喜びの喪失

さらに、以下の症状を併せて、合計で5つ以上が認められる。

  1. 3. 食欲の減退あるいは増加、体重の減少あるいは増加
  2. 4. 不眠あるいは睡眠過多
  3. 5. 精神運動性の焦燥または制止(沈滞)
  4. 6. 易疲労感または気力の減退
  5. 7. 無価値感または過剰(不適切)な罪責感
  6. 8. 思考力や集中力の減退または決断困難
  7. 9. 死についての反復思考、自殺念慮、自殺企図

上記症状がほとんど1日中、ほとんど毎日あり、2週間にわたっている症状の場合において、著しい苦痛または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能障害を引き起こしている。
これらの症状は一般身体疾患や物質依存(薬物またはアルコールなど)では説明できない。

診断基準DSM-5は、近年の精神医学の進歩や認識の変化によって、大きく書き換えられたところもあります。DSMは英語原文も日本語訳もウェブ上で見ることはできませんが、日本では日本精神神経学会によって日本語版用語監修が行われ、書籍が出版されています。

その他のセルフチェックについて

ご自身でできるセルフチェックは、YES・NOの選択式や点数式など、他にもさまざまな方法があります。お金もかけずに自己診断できますので、ぜひお試しください。
ご参考までにうつ病に関連するセルフチェックの一例をご紹介します。

5分でできる職場のストレスセルフチェック

厚生労働省のホームページ「こころの耳」には、メンタルへルス対策の支援として、働く人のためのストレスセルフチェックが用意されています。
その中に簡単に自己診断ができるチェックリストがあります。
厚生労働省「職業性ストレス簡易調査票(標準版:57項目)フィードバックプログラム」に基づいて作成されたセルフチェックです。
4つのSTEPによる簡単な質問から職場における働く人自身の日常のストレスレベルを知ることができます。

※平成27年12月より厚生労働省が企業に推進している「労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度」とは別の簡易診断になります。

受験生のストレスセルフチェック

受験生はストレスを蓄積しやすく、うつ病を発症すると、成績が落ち込み、勉強にも力が入らなくなくなります。
ご家族が早めに気づいてあげることが大切です。まずはお子様のご状態を確認してみることから始めましょう。

受験生のストレスセルフチェックテスト

受験うつかどうかを簡易的に自己診断できます。
受験うつになりやすいと思われる方もぜひチェックしてください。
以下の設問に「はい・いいえ」の二択でご回答ください。

  1. 受験のことを考えると、気分が沈む。受験はしたくない。絶望感に襲われる。そうしたことを受験生が口にする。

  2. 机にも座らず、一日中ぼっとしている。

  3. 食事をとらなくなった。逆に食事をとりすぎる。

  4. 夜眠らない。日中も寝ている。

  5. いらいらしたり、怒りっぽい。落ち着きがなくなっている。のろまになったように、鈍い。動作が緩慢となっている。

  6. つかれた。だるい。家族や友人にやる気がないと、口にする。

  7. 他人より自分には価値がない。自分はだめな人間だと口にする。

  8. 思考力、集中力が落ちている。勉強に打ち込めない。続けられない。記憶力が落ちたといった感覚が毎日続く。

  9. 自分はいなくてもいい。受験などない世界に行きたい。生きていても意味がない。死んだほうがいいと考える。

「はい」の数0

「はい」の数が5つ以上当てはまる場合で、症状が2週間以上続いている場合、
受験うつが進行している疑いがあります。
早急に、精神科や心療内科の診察を受けることが望ましいでしょう。
受験うつを専門に対応している心療内科もありますので、チェックしてみてください。

バウムテスト

こころのままに1本の樹木の絵を描き、その樹木の様子から心理状態をはかるテスト「バウムテスト」があります。
「バウムテスト」と検索するとサイトが複数ありますので、もしご興味のある方は体験してみてください。

自分は本当にうつ病なのか?ストレスがたまっているだけ?

うつ病は、働いている夫婦の方、専業主婦の方、妊娠中の方など多くの方がなりうる病気です。また、冬季うつや夏季うつなど季節的要因からうつを発症するケースもあります。
精神疾患は、うつ病や新型うつ病以外にも、双極性障害、適応障害などさまざまな種類やタイプがありますので、病院やクリニック等の専門機関でのケアが大切です。

当院ではグラフデータでうつ病かどうかの状態を知ることができる光トポグラフィー検査」や、薬を使わないストレス・うつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っています。不安やお悩みを、どうぞお気軽にご相談ください。