忘年会に参加したくない…これってもしかしてうつ?

忘年会に参加したくない…これってもしかしてうつ?
忘年会に参加したくない…これってもしかしてうつ?
忘年会に参加したくない…これってもしかしてうつ?

年末が近くなってくると忘年会シーズンの到来!
一昔前は、「飲む口実」とばかりに勢いで参加する人が多かった飲み会ですが、最近は会社帰りに上司と部下が一緒に飲みに行く姿は昔よりも少なくなっているようです。

「お酒の飲み過ぎはカラダに悪いし、次の日も会社に行くのが辛くなるから、飲み会の参加は個人の自由でいいのでは?」

まったくもって正論と言えます。しかし、忘年会は1年に1回。一緒に頑張った仲間と「今年一年お疲れさま!」を言い合い、「来年も頑張ろう!」と一致団結するための時間でもあります。1年のうちのたった数時間。あなたがこのコラムに辿り着くほど、その忘年会に参加したくない理由はなんでしょうか?
もし、ただ参加したくないからという理由だけで、どんな手を使っても避けたいほど忘年会が苦痛なら、そこには心の問題が隠れているかもしれません。

忘年会に参加したくない人は
意外に多い!?

全国の20~40代の働く男女500人を対象に、田辺三菱製薬株式会社が行った忘年会に関するインターネット調査では44%と約半数近くの人が「会社の忘年会に行きたくない」と思っていることがわかりました。

会社の忘年会に
参加したいと思いますか

会社の忘年会に参加したいと思いますか

参考:田辺三菱製薬株式会社

その理由の多くは人間関係といわれています。特に上司と飲むということに抵抗がある人が多く、

  • 上司が嫌い
  • 話がつまらないから時間のムダ
  • 二次会に連れて行かれるのがイヤ
  • 気を遣うからつまらない など

となかなか耳の痛い意見が出揃いました。
若い世代は男女ともに忘年会をつまらないと考える人が多いようですが、中でも女性は20代50%、30代48%が参加したくないと答えたそうです。
ビジネスにおけるお酒の席では、女性はどうしても“お世話係”になりやすいところも参加したくないを思わせてしまう理由のひとつでしょう。さらに、その役目を担うのが当たり前という雰囲気の中に置かれたら、飲み会はたちまちつまらない時間に変わってしまいます。
こうした問題には、日本社会全体で認識を改めていかないといけません。男女平等、オープンな社風、そんな現代の社会では、男女や年齢に関わらずフラットな人間関係が求められているのです。

上手な誘い方と断り方のコツ

忘年会はいうなれば会社の行事です。
たかが飲み会とはいえ、誘い方や断り方ひとつて、その後の会社での人間関係がギクシャクすることも考えられます。つまらないことで仕事がしにくくなったり、ストレスを溜める原因をつくってしまわないよう、上手な誘い方と断り方を身につけましょう。
大切なのは、誘う側も誘われる側も「相手の立場になって気持ちに寄り添い、言葉を選ぶこと」です。

忘年会への誘い方のコツ

会社主催の忘年会ともなれば、幹事の人はいつもの業務の合間に時間を見つけて、本番に向けて準備をすすめていることでしょう。
参加人数が集まると困る、自分はこんなに苦労しているのだからと、つい周囲に参加を強要したくなる気持ちもわかりますが、そこはぐっとこらえてください。
忘年会に誘う側は、「参加するのが常識」と考えず、「もしよかったら参加しない?」と誘われた側に選択の余地を残してあげましょう。強制的な雰囲気などないほうが、参加してみようかなとも思えるものです。

忘年会の断り方のコツ

誘われた側もまた、「行きたくありません」と断るだけではあまりにマナーに欠けます。
まずは「誘ってくれてありがとう」と相手の気持ちを受け止め、「せっかくですが、その日は行けません」「残念ですが、あいにく予定があって」「申し訳ないのですが、お酒が苦手なんです」とクッション言葉を挟んだやわらかい断り方をしましょう。

その一瞬のやり取りを丁寧にしただけで、苦手だった相手との人間関係がスムーズになってその後の仕事がしやすくなったという例もあります。
相手を思いやるコミュニケーションは人間社会のマナーですが、マナーはめぐりめぐって自分のためになります。ぜひストレスの少ない暮らしのための一瞬の努力を心がけてみてください。

繁忙期の疲労の蓄積で
うつ病の可能性も?

誰もが忙しく過ごす年末。
ビジネスだけでなく、プライベートでの飲み会も増え、体力の限界を超えて年越しを迎える人が多い傾向にあります。
微熱や頭痛程度なら薬を飲んで仕事や忘年会に向かい、身体のだるさ、疲れなどには何とかなると突っ走ってしまうこともあるでしょう。
単なる疲れであれば土日に回復が見込めますが、怖いのは、その身体の症状がうつ病の初期症状である場合も考えられます。うつ病はそもそも精神面と身体面に症状が現れやすく、「疲れやすい」「身体がだるい」という症状が出やすいのです。
うつ病を発症した状態で無理をすれば、症状はどんどん重くなります。やっと年末年始休暇が取れたころには、休暇明けに仕事へ復帰することが難しいほど心身が疲れてしまっている可能性もあります。
身体面と精神面は繋がっていて、身体面が疲れやすくなっているときは、精神面もダメージを受けやすくなります。加えて、「季節性情動障害(SAD)」という、うつ病にかかりやすい季節でもあるため、注意が必要です。
季節性情動障害(SAD)とは、従来のうつ病に対して「非定型」と呼ばれるうつ病です。楽しいこと・嬉しいことに対してはテンションがあがり、過食による体重増加、過眠、激しい倦怠感、他人からの批判に過敏になるなどの特徴があります。反復性があり、特定の季節にうつ病を発症し、季節が変われば症状も徐々に回復していくと考えられています。
季節性情動障害(SAD)は、10月~3月の一定期間に発症する場合は、「冬季うつ」とも呼ばれます。6月~9月にかけて発症する「夏季うつ」もあります。
冬季うつの原因の1つは、冬の日照時間との関係があると言われています。

繁忙期の疲労の蓄積でうつ病の可能性も?
繁忙期の疲労の蓄積でうつ病の可能性も?

日々の疲れが、ただの疲労かうつ症状か。判断は難しいところですが、うつ病は気分の落ち込みやネガティブな感情が湧きやすくなることを覚えておきましょう。
「毎日、疲れてはいるけどやる気に満ちている」という状態なら、様子をみてもいいでしょう。「やらなければいけないから無理をしているけど、本当は毎朝逃げ出したくなるほど会社に行きたくない」という状態であるなら、うつ病を発症している可能性があります。
また、人の些細な言動にキレやすくなったと感じていたり、忘年会に誘われることすら嫌悪するほど人付き合いがつらい…だったりする場合も、できるだけ早く心療内科や精神科で相談してみましょう。

ストレスやうつ症状について
せひご相談ください!

飲酒の判断は
医師に相談しましょう!

繁忙期の疲労の蓄積でうつ病の可能性も?

では、うつ病を発症し、薬物治療を受けている状態で忘年会に誘われた場合、お酒は飲んでもいいのでしょうか?

繁忙期の疲労の蓄積でうつ病の可能性も?

基本的には、うつ病の治療中に飲酒はおすすめできません。
抗うつ薬との飲み合わせが悪くて身体に支障が出るということではなく、抗うつ薬が効きにくくなってしまうためと言われています。
とはいえ、忘年会があるからと自己判断で薬を飲まなくしてしまうことは絶対にやめましょう。
抗うつ薬は脳内の神経物質の伝達をスムーズにすることで、うつ病の特徴である抑うつ症状や不安、意欲の低下、不眠などを改善させる薬です。
薬を飲むことで気分が良くなるため、薬の治療は必要ないと感じることもあるでしょう。しかし、突然薬を飲まなくなると、めまいや不安感、吐き気、不眠などの離脱症状が一気に出てきてしまう可能性があります。
忘年会でお酒を飲んでいいのか、一旦抗うつ薬の服用をやめていいのか、判断は専門の医師に委ねましょう。
これまでの治療効果を無駄にしないためにも、服薬量のコントロールは自己判断せず、主治医に相談しましょう。
このような、抗うつ薬の副作用が不安な方は、薬に頼らない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を、うつ病治療の選択肢のひとつとして取り入れてみるのもいいでしょう。

短期間の治療が可能です!
薬に頼らない新たなうつ病治療があります!

ただし、磁気刺激治療(TMS)であれば、治療中も飲酒が可能という意味ではありません。
うつ病治療中は、どのような治療方法をしていても、必ず医師と相談してからお酒を飲むようにしてください。

まずは、うつ病自己診断で
現状を知ろう!

「なんとなく気持ちがモヤモヤする」という状況がすべてうつ病とは限りません。しかし、もし何日も気分が晴れなかったり、会社の飲み会や忘年会、人と集まる場所への強い拒絶感がある場合は、まずご自身で今の自分の状態をチェックしてみましょう。
新宿ストレスクリニックの公式サイトでは、簡単な質問に答えるだけで、今の自分の状態を調べることができる、うつ病の自己診断を公開しています。

うつ状態であると出た場合は、できるだけ早く心療内科や精神科を受診しましょう。現状では問題がないと判断された場合でも、不安や気分の浮き沈みがあるときは、一度専門家に相談してみることをおすすめします。新宿ストレスクリニックは、基本的に年末年始も診療(名古屋院と梅田院は除く)していますので、年末年始休暇中にうつ病の可能性がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ストレスやうつ症状について
せひご相談ください!

薬に頼らない
新しいうつ病治療があります

うつ病かどうかを客観的に確認できる
「光トポグラフィー検査」

新宿ストレスクリニックでは、脳の血流を調べることで現在のご自分の状態がうつ病かどうか客観的にわかる「光トポグラフィー検査」を導入しています。検査方法は、専用の装置を頭つけるだけと簡単で、心身への負担はまったくありません。あとは機械が脳の血流数値化し、うつ病かどうかをグラフ化してくれます。
うつ病ではないかと不安がある場合は、ご相談を合わせて光トポグラフィー検査を受けていただくことで、治療の必要性や今後の対策についてより客観的で正確な答えが得られます。この検査は厚生労働省にも認可されている検査でもあり、安全面においても安心して受けていただけます。

状態を正確に知ることが大切です!
うつ病かどうかをグラフデータで診断サポート!

リラックスしながら受けられる
新しいうつ病治療
「磁気刺激治療(TMS)」

「磁気刺激治療(TMS)」は、脳に磁気を当てて刺激することで脳の機能を回復させていく、うつ病の新しい治療として注目されている治療法です。
うつ病が「心の病気」ではなく「脳の病気」をいわれるようになったのは、うつ病の人の多くが脳の血流や機能の働きが悪くなっていると考えられているためです。その悪くなった部分を刺激すると脳が正常に機能し、それによってうつ病も改善していくことがわかり、磁気刺激治療(TMS)はそのプロセスを促していきます。
ストレス緩和のために受けることもできます。
磁気刺激治療(TMS)は、ほとんど副作用がなく治療後すぐにご帰宅いただけます。治療期間も約1ヶ月半~6ヶ月と短い期間で集中的に治療を行うことができ、症状改善の効果にも期待が寄せられています。

短期間の治療が可能です!
薬に頼らない新たなうつ病治療があります!

お酒には、「飲みにケーション=飲み+コミュニケーション」という言葉ができるくらい、人と人が心を通わせるきっかけとなる要素もあります。誘う側も誘われる側も、その後のお仕事にプラスとなる忘年会になりますよう、心からお祈りしております!

参考:

本 将昂

【監修】本 将昂医師

2011年京都大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニックの名古屋院院長。それぞれの患者さんにとって何か最善であるかを考え、患者さんfirstの精神で治療を行います。
精神保健指定医 日本精神神経学会認定精神科専門医

■関連リンク

本 将昴医師が在院する新宿ストレスクリニック名古屋院のページはこちら

新宿ストレスクリニックは、磁気刺激治療(TMS)という、薬に頼らない新しいストレス・うつ病治療法を取り入れた専門クリニックです。磁気刺激治療(TMS)とは、機能が低下した脳に磁気による刺激を与え、脳の働きを回復させることでうつ病を改善する、新しい治療法です。副作用の心配もほぼありません。
患者さんのなかにはセカンドオピニオンとして、現在の薬による治療と併用して通院している方もいらっしゃいます。
リラックスした状態でできる治療ですので、心身に無理のない治療法です。早期発見・早期治療がより早い回復を導きます。何か変だな?と感じたら、お気軽にご相談ください。

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