うつ病治療中に心がけること~治療の継続が難しい場合、まずはご相談ください~

うつ病治療中に心がけること~治療の継続が難しい場合、まずはご相談ください~
うつ病治療中に心がけること~治療の継続が難しい場合、まずはご相談ください~
うつ病治療中に心がけること~治療の継続が難しい場合、まずはご相談ください~

焦らないことが大切です

うつ病の特徴として、良くなったり悪くなったりといった症状が現れることがあります。
良くなってきたにも関わらず、悪くなってしまうと悲観的になってしまうことがありますが、
それでも焦らないことがとても大事です。
このような症状を経て少しずつ改善していくからです。

すぐに良くなることはなく、抗うつ薬などの薬の服用の場合、完全に回復するまでには、少なくとも3か月~半年程度の期間は必要になります。
また調子が良くなってきたときには、今までの状況を取り返そうとして頑張りすぎてしまうことも多いのですが、無理せず治療に取り組むことが大切です。

しかし、焦りが良くないとは理解していても、「早く仕事に復帰しなければいけない」「家族に迷惑をかけてはいけない」と考えてしまいます。
時には、周りで支える家族などの「焦らなくてもいいよ」という言葉がむしろ「早く治ってほしい」と聞こえてしまうことがあります。
もちろん周りで支える人たちは本当にゆっくり治療に取り組んでほしいのであって、早く治ってほしいと考えている訳ではありません。

うつ病になると、このような判断がうまくできないようになり、不安感や悲観的な考えなどが強く起こるようになります。
そのため無理して仕事に戻ろうと焦って考えてしまい、うつ病を悪化させてしまうということが珍しくありません。

そしてなかなか改善しない状況が続いてしまうと、自分自身の価値すら感じることができないようになり「死にたい」「消えたい」と考えてしまうのです。
このように考えてしまうのは、すべてうつ病の特徴です。

うつ病の特徴を受け入れながら、治療に取り組んでいくことが大事なのです。

うつ病治療を自己中断する4つの理由

  • 1. 治療しているのに効果が実感できない
  • 2. 薬の副作用がつらい、不安
  • 3. 通院したくない
  • 4. もう大丈夫だから

うつ病は一般の精神科や心療内科などのメンタルクリニックにおいては、抗うつ薬などの薬を用いて治療に取り組みます。
しかし治療の途中で薬をやめてしまったり、通院をやめてしまうようなことが少なくありません。

1. 治療しているのに効果が実感できない

うつ病の治療で処方される薬は、なかなか効果が現れないということが珍しくありません。
薬の量を調整するだけでも数週間が必要になる場合もあり、効果が現れはじめるのに数か月かかってしまうこともあります。
そのような中でうつ病の症状に苦しみ、「いつまで?」「飲む意味は?」などと考えてしまうのです。

2. 薬の副作用がつらい、不安

うつ病治療のために服薬しているとしても、効果が現れる前に副作用に悩まされてしまうことがあります。
またSNSなどにおいて副作用に悩む情報を見てしまうことで不安になってしまうこともあります。

3. 通院したくない

特にうつ症状が強いときには、なかなか思うように外出することができなくなります。
起きて身支度するだけでもたいへんなことで、さらに外出することが億劫になってしまうのです。
毎日飲み続けなければならない服薬の管理が嫌になることも少なくありません。

4. もう大丈夫だから

少し回復してくると、もう薬を飲まなくてもやっていけると考えて、自己判断で薬をやめてしまうことがあります。
しかし、うつ病は冒頭にもお伝えした通り、良くなったり悪くなったりといった特徴があるために、薬を飲まなくなることによってさらに悪化する可能性が高くなってしまいます。

日頃、仕事や家事や育児でなかなか時間が取れないなど、通院できない理由はさまざまです。しかし、「2、薬の副作用がつらい、不安」といった症状でお困りの場合は、薬を使わない治療法をおすすめします。現代の日本の情報化が進化しているように、医療も日々進化をし続けています。新しい治療法によってうつ病をより早く改善し、より体の負担を減らして元気を取り戻すこともできる時代でもあるのです。

家族や身近な方がうつ病治療中の患者さんに
接するときのポイント

家族や身近な方がうつ病治療中の患者さんに接するときのポイント
家族や身近な方がうつ病治療中の患者さんに接するときのポイント

家族や身近な方がうつ病治療中の患者さんの場合、どうしても励まそうとしたり、構いすぎてしまったりすることがありますが、このような関わりは良くありません。
患者さんのペースに配慮した関わりをするようにしましょう。

特にうつ病の場合であれば、心身ともに疲れていて、過剰に関わってしまうことによって「早く治ってほしい」というメッセージに受け取ってしまうことがあります。
「うつ病になった」と打ち明けられたのであれば、まずは冷静に話を聞くようにしましょう。
特にそれまではバリバリ働いていたような人であれば、ショックを受けてしまうこともあるかもしれません。
しかし、ショックを受けているのは患者さん本人であって、そのような態度によってさらに追いつけることになってしまうかもしれないのです。

家族など周囲の人は、患者さんがゆっくりと安心して休めるように生活を工夫することが大事です。
うつ病になってしまうと、どうしても休むことに気兼ねしてしまって、無理をして悪化させてしまうことがあります。
うつ病はまず休養を取ることが大事なのです。
また、うつ病の患者さんに関わる家族や周囲の人たちが疲れてしまうこともあります。
そのため、精神科や心療内科でのプロからのサポートが必要になるのです。本人だけではなく、周りの人たちも患者さんのうつ病を受け入れて、どのように生活していけばいいのか工夫するようにしましょう。

うつ病が改善するまでの道のり

家族や身近な方がうつ病治療中の患者さんに接するときのポイント
家族や身近な方がうつ病治療中の患者さんに接するときのポイント

一般的な精神科や心療内科などのメンタルクリニックでは、「薬物療法」「精神療法」に取り組むことが、うつ病治療として一般的とされています。
これらの治療法は、治療に取り組んでもすぐに改善して治療が終了するというものではありません。

冒頭からもお伝えしている通り、うつ病は良くなったり悪くなったり繰り返しながら少しずつ改善していくものです。
そのため、改善させるためにはある程度の期間が必要となるのです。
多くの場合においては以前のように回復させることができます。その状態を迎えることを「寛解」と呼んでいます。

うつ病治療は、「急性期」「回復期」「再発予防期」を経て、寛解を目指すことになります。

期間の目安としては、次のように考えられます。

  • 急性期:1~3か月程度
  • 回復期:4~6か月程度
  • 再発予防期:1~数年程度

症状がもっとも重い「急性期」には十分な休養が重要であると考えられています。
「回復期」においては抗うつ薬などの薬物治療を中心に改善を目指し、「再発予防期」には考え方を柔軟にするなどによって再発を防止する精神療法に取り組みます。

うつ病治療においては、引き起こす原因も一つではないことが多いことから、どれくらいの治療期間になるかについては個人差があります。
うつ病を早期に発見し治療することができれば、それだけ早く改善させることが可能です。

ただし、かなり悪化した後に治療に取り組むことになった場合においては、急性期の期間だけでも数か月になることがあります。
そのような場合においては、回復期の薬物治療においても長期間になる傾向にあります。

そのため気になる症状が現れている場合においては、速やかに精神科や心療内科などのメンタルクリニックに受診することが適切です。 また治療の途中には通院することが嫌になったり、薬をやめてしまうことが少なくありません。
少し回復してくると「もう悪くならないだろう」と安易に考えてしまうことがあるのです。

しかし、うつ病は良くなったり悪くなったりしながら寛解を迎える特徴があります。
薬を飲まなくなることでさらに悪化する可能性がありますから、主治医の先生と相談しながら少しずつ薬を減らしていかねばなりません。

磁気刺激治療(TMS)で
うつ病が改善するまでの道のり

磁気刺激治療(TMS)」とは、うつ病によって脳の働きが悪くなった部分に直接磁気をあて、症状を改善させる治療方法です。

新宿ストレスクリニックでは、新しいうつ病の治療法として「磁気刺激治療(TMS)」を専門に治療を行っています。
磁気刺激治療(TMS)によるうつ病治療を開始してから寛解状態になるまでの期間は目安として約1ヶ月半~6ヶ月と考えています。

磁気刺激治療(TMS)によるうつ病治療を開始してから寛解状態になるまでの期間

通院回数の目安は30回となっています。
しかも仕事をしながら通院治療することができますので、メリットはとても大きいと言えるでしょう。

薬の服用と比べて短い期間で効果を実感することができ、1回の治療時間においてもわずか20分程度となっているからです。
一般的な精神科や心療内科などのメンタルクリニックでの薬物治療は、なかなか効果が現れないことが多く、しかも服薬中に副作用に悩まされることがあります。

しかし磁気刺激治療(TMS)においては、ほとんど副作用が見られないので安心して治療に取り組むことができるのです。
また、薬を服用中の方も薬の服用と併用して磁気刺激治療(TMS)を受けながら、減薬や断薬を目指せることもメリットです。
新宿ストレスクリニックの磁気刺激治療(TMS)における実績では、約8割の方に大きな改善が見られ、約6割の方が回復いたしました。

治療実績

約8割の方におおきな改善が見られ、2人に1人以上が寛解しております。

治療実績

※うつ病の重症度を評価するための尺度HAM‐D(ハミルトンうつ病評価尺度)による。
治療30下院時点でHAM-Dの点数が13点以下に改善下型の場合。
新宿ストレスクリニック2017年12月1,914名を対象とした治療結果

新宿ストレスクリニックでは、
うつ病の治療継続をサポートします

新宿ストレスクリニックでは、うつ病の治療継続をサポートします
新宿ストレスクリニックでは、うつ病の治療継続をサポートします

新宿ストレスクリニックでは、忙しいサラリーマンや学生、主婦の方でも通院治療ができるように、さまざまな治療継続サポートを提供しております。例えば、診療時間は以下の通りです。

  • 新宿本院 10:00~20:00
  • 名古屋院 10:00~19:00*
  • 梅田院  10:00~19:00

休日や夜間診療をお休みする病院やクリニックなどもありますが、新宿ストレスクリニックは、患者さんに余裕を持って治療に専念してもらいたいため、診療時間を長めにとっていることと、土日祝日も同じ時間帯で診療を行っております。
そのため、平日はお仕事の方でも土日祝日に通院ができます。
現在、休職中の方などにおいてもライフスタイルにあわせて治療に取り組むことができます。

※月曜日は第2・第4のみ診療しています。祝日は月曜日(第1・第3・第5)・火曜日以外は診療しています。
詳しくは予約フォームやお電話にてご確認ください。

うつ病は放置すると再発しやすい病気です

うつ病患者さんのうち、約6割がうつ病を再発するといわれています。
再発の原因の1つは、自己判断による治療の中断です。どの怪我や病気もですが、定期的に病院やクリニックに行くことは、時に億劫になってしまうことがあります。
糖尿病を例として挙げると、主にインスリン治療の継続が重要であり、少なくとも月に1回は病院やクリニックを受診します。これは、合併症リスクを下げるためと患者さんの治療経過を知っておくためです。治療の自己中断から合併症により、命を落とすことも少なくはありません。

それは、うつ病も同じことと言えます。
近年、うつ病は「こころの風邪」や「こころの病気」ではなく、「脳の病気」として考えられています。
ストレスなどが主な原因となり、脳が機能低下し、思考力・集中力の低下など、さまざまな不調を引き起こします。
また、身体への影響もあり、不眠症・頭痛・腹痛などの症状があって内科を受診しても原因が解明できない状態になることもあります。
その場合、精神科・心療内科への受診をすすめられ、うつ病と診断されるケースがあります。うつ病は、目には見えない病気であり、患者さんの中には無理をして笑顔で過ごす方もいます。ですので、一見「たいしたことがない」、「ただの疲れでは?」などと見過ごされやすいのです。 しかし、最悪の場合、うつ病が原因で死に至ることもあります。うつ病は悲観的になることが多く、自殺してしまうことがあります。
平成30年度中の警視庁の自殺調査では、自殺の原因の1位が「健康問題」、2位「経済・生活問題」、3位「家庭問題」という調査結果が出ています。1位の「健康問題」にはうつ病が含まれ、最も多い自殺原因という確かな結果もあります。
自殺とうつ病は強く絡み合い、「死んだら楽になれる」と思い込みやすい状態といえます。
最悪の結末を未然に防ぐためにも、うつ病治療の継続はとても重要です。

磁気刺激治療(TMS)と並行してカウンセリングを定期的に行なえます

新宿ストレスクリニックでは、磁気刺激治療(TMS)を受けている患者さんに臨床心理士によるカウンセリングを提供しています。
定期的に行なえるカウンセリングなりますので、現在の状態や治療に対する悩みなどありましたら、気軽にご相談ができます。
心理士によるカウンセリングを受けながら磁気刺激治療(TMS)を継続されている患者さんは、1人で抱え込むことなく治療を続けられると好評です。
新宿ストレスクリニックでは、医師と臨床心理士・公認心理師、医療スタッフがサポートしますので、お困りのことや治療についてはいつでも気軽にご相談ください。

うつ病治療の継続が難しいからこそ、
短期的な治療期間を提案します

新宿ストレスクリニックでは、磁気刺激治療(TMS)を専門とし、短期的にうつ病を改善できるよう1人1人に合ったプランを提供しています。
磁気刺激治療(TMS)は、治療期間は約1ヶ月半~6ヶ月と短期間であることが特徴の1つです。
もちろん、個人差もありますが、定期的に続けて治療を行うことにより、最短約1ヶ月半で元気な状態を取り戻すことが可能です。
また、磁気刺激治療(TMS)は治療直後の運転も可能ですので、行動の制限がないところも特徴です。働く人にとっても画期的な治療法です。
うつ病の患者さんの中には、働きながら治療を行いたいという方も少なくはありません。
理由の1つに経済面が不安定になることを恐れていたりします。休職支援などもありますが、数ヶ月と期間が限られていたり、会社によって休職期間中は減給されてしまうこともあります。
しかし、新宿ストレスクリニックでは、働く方にも定期的に治療が受けられるように、土日祝日も診療、診療時間も新宿本院は10:00~20:00、名古屋院*・梅田院は10:00~19:00と夜間診療体制を整えています。
働きながら治療を受けることにより、経済面の安心感を持つことで心身の負担を増やさないように治療プランを提案しています。
ストレス時代の現代は、ぎりぎりまで頑張ってしまう方が多くいます。うつ病を重症化させないためにも、磁気刺激治療(TMS)による治療の継続はとても重要であり、患者さんの人生をより豊かなものにします。

医療の発達により、うつ病は機械で治療が可能になりました。心身に負担をかけない、新しいうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を今後も多くの患者さんに提供し、新宿ストレスクリニックの医師と臨床心理士・公認心理師、医療スタッフは、治療の継続がしやすくなるようにサポートをします。
辛いことや苦しい時はいつでもご相談ください。

※月曜日は第2・第4のみ診療しています。祝日は月曜日(第1・第3・第5)・火曜日以外は診療しています。
詳しくは予約フォームやお電話にてご確認ください。

参考:

本 将昂

【監修】本 将昂医師

2011年京都大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニックの名古屋院院長。それぞれの患者さんにとって何か最善であるかを考え、患者さんfirstの精神で治療を行います。
精神保健指定医 日本精神神経学会認定精神科専門医

■関連リンク

本 将昴医師が在院する新宿ストレスクリニック名古屋院のページはこちら

新宿ストレスクリニックでは、うつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や薬を使わない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。
うつ病の状態が悪化する前に、ぜひお気軽にご相談ください。

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