隠れ疲労にご注意を!~梅雨明けからの不調が夏季うつに!?~

隠れ疲労にご注意を!~梅雨明けからの不調が夏季うつに!?~
隠れ疲労にご注意を!~梅雨明けからの不調が夏季うつに!?~
隠れ疲労にご注意を!~梅雨明けからの不調が夏季うつに!?~

暑さで体がダルかったり、食欲が湧かなかったり、よく眠れなかったり。夏バテによく見られる症状ですが、そこに不安感や気分の浮き沈みを伴っていたら「夏季うつ」かもしれません。
夏バテと違い、夏季うつには正しい治療が必要です。夏季うつとは何か、正しく理解し自分の症状が夏バテとどちらに当てはまるのか見極めていきましょう。

隠れ疲労は疲労の連鎖が原因!?

夏季うつの発症には、暮らしの中で溜め込んできた疲労「隠れ疲労」が大きく関係しています。ご自身の生活を振り返りながら、まずは自分の精神面と身体面はどのような状態なのか把握していきましょう。

隠れ疲労とは?

隠れ疲労とは、季節の行事で忙しかったり、つい繰り返してしまいがちな生活習慣によったりして、心と体にストレスが溜まっている状態です。

「付き合いで毎日お酒を飲まないといけない」
「家庭と仕事を両立させるため、睡眠時間を削るなどの無理をしている」
「とにかく忙しくて休みが取れない」
「食事の時間や睡眠時間が不規則」

例えば3月、4月は、ビジネスシーンでは歓送迎会で飲み会が多かったり、子どものいる家庭では学校行事に振り回されたりと忙しいもの。「今は踏ん張りどき」と思ってがんばっているからこそ、自分の疲れに気づいていないことも多いのです。
以下のような症状が現れていたら、隠れ疲労の可能性があります。

<隠れ疲労の症状>

  • 仕事や人間関係において神経質になりやすく、いつもより細かいことが気になる
  • 日中にあった嫌なことを夜遅くまで考えこみ、すぐに目が覚めてしまったり、小さな物音に敏感に反応してしまったりと眠りが浅い
  • 日に日に体が重だるくなっていく気がする
  • 家事や仕事のルーティンワークがやたらと億劫で、イラッとしやすい
  • 日常的に胃がもたれている、便秘・下痢といった消化不良、肩こり、頭痛、耳鳴りなどが最近よく起こる
  • 休みの日に楽しみだったプライベートの予定を入れても、いざ出かけるとなると出かけたくなくなる。頑張って外出しても、すぐに疲れてしまってあまり楽しめない

月日を振り返って疲労の連鎖の確認を

疲労は一日にして害になるものではなく、毎日蓄積されていくことで心身に影響していきます。
夏季うつは、夏の暑さが引き金となって発症します。ですが、夏の暑さ“だけ”が原因で発症するわけではありません。
退社・異動・入社、卒業・入学と、大人も子どもも環境の変化が著しい3月、4月は、人付き合いが活発になったり、時間に追われた毎日を送ったりと、何かと忙しい時期です。この時期に溜め込んだ疲労をゴールデンウィークでしっかり解消できないと、心身の疲れは連休後も継続されることに。
休み明けは、また忙しい日々に追われ、少しずつ自律神経の乱れや気力の低下が目立つようになり、ジメジメして気温のアップダウンが激しい6月になると不調を感じやすくなります。
さらに、「そのうち治る」と生活を改めないでいると、7月、8月の暑さで一気に体調を崩し、夏季うつという深刻な症状に進行していきます。
あなたのこれまでの生活はいかがでしたでしょうか?
大変なのは今だけと思っていた日々がいつの間にか長期間になっているようなら、一度、精神科や心療内科への受診を考えてみましょう。

ストレスやうつ症状について
ぜひご相談ください!

不快指数の高い梅雨から
夏季うつに

梅雨は高温多湿で、ただでさえ気分が滅入りやすい季節。人間の体内時計は太陽の光を感じ取って心身のリズムを整えています。その太陽光が不足する梅雨は、体調を崩しやすく、潜在的なうつ症状が出やすいのです。
気圧の変化も激しく、日頃から頭痛やめまいを感じやすい人は、症状が重くなる傾向があります。気温が高くなると冷たい飲み物を飲む機会が増え、胃腸が思わぬダメージを負い、体も不調を訴えるように。さらに蒸し蒸しして不快な気分が高まると、イライラしたり落ち込んだりしやすくなるのはみんな同じです。
梅雨にこうした隠れ疲労が少しずつ明るみに出てきて、不眠やめまい、抑うつなどの症状で病院にかかる人も増えていきます。

本調子ではない中、何とか梅雨を乗り切った後はさらに過酷な季節です。梅雨が明けると今度は照りつける日差しと焼け付くような気温に体が晒されます。それと同時に室内はキンキンに冷やされ、自律神経は否応なしにダメージを受けていきます。自律神経は5度以上の気温差があると正常に働けなくなってしまうためです。
こうなると症状は一気に加速していき、倦怠感が現れたり気分が落ち込んだりして学校や会社に行くことが難しくなっていくでしょう。
これが「夏季うつ」の初期症状といえます。

夏季うつってなに?

では、夏季うつとは一体何なのでしょうか。
正式には「季節性感情障害」と呼ばれ、季節の特徴によって現れる精神疾患のことを俗に「夏季うつ」と呼びます。
気温の高まる6~9月に食欲低下や不眠など夏バテに似た症状出ますが、気分の落ち込み、不安感、精神的不調などを伴うのが特徴です。
また、男性に比べ、女性のほうが3倍夏季うつになりやすいともいわれています。これは女性ホルモンの変動が激しいために心身の影響を受けやすいこと、女性の体のほうが太陽光や温度・湿度といった外側から受ける影響に敏感であることが原因です。
最近疲れが溜まっていると感じていたら、無理をせずに、早めの隠れ疲労対策をしていきましょう。

夏季うつになる前に隠れ疲労の対処を

ここでは、隠れ疲労を溜めないための対策を具体的にお伝えしていきます。本格的な暑さが訪れる前にぜひ実践していってください。

  • 毎日「6時間以上」の睡眠を取る

    ・毎日「6時間以上」の睡眠を取る

    忙しい毎日であっても、できるだけ睡眠時間を確保することが大切です。深い眠りであっても短時間ではなく「6時間以上の睡眠」を取るよう心がけましょう。睡眠は、自律神経系の乱れを整えてくれる大切な時間です。
    極度の疲れで眠れなかったり、気になることが多すぎて眠りが浅かったりする場合は、心療内科や精神科の医師に相談して睡眠導入剤や睡眠薬の活用も検討してください。毎日飲む必要はありませんから、週に1~2回だけでもぐっすり眠る時間を設けましょう。

    毎日「6時間以上」の睡眠を取る
  • 毎食、ゆっくり食事をする

    ・毎食、ゆっくり食事をする

    食事の時間は、リラックスした気持ちを促す副交感神経を優位にさせる時間です。早食いしたり、仕事をしながら食べたりすると常に交感神経が優位な戦闘モードを維持してしまいます。その日一日に溜めたモヤモヤをその日のうちに少しでも解消し、溜め込まないために、リラックスした気持ちで食事をしましょう。
    仕事の話に発展するビジネスランチをやめ、一人で定食をゆっくり食べることや飲み会をキャンセルして夕飯は家でのんびり食べるなど、これまでの食事時間を少しだけ変化させてみてください。
    食事の内容は、たんぱく質、炭水化物、ビタミン・ミネラルがバランス良く含まれたメニューがおすすめ。疲労回復効果が期待できます。

    毎食、ゆっくり食事をする
  • 移動時間をリラックスタイムにする

    ・移動時間をリラックスタイムにする

    電車移動の時間はスマホでSNSやゲームをするのが楽しみ!という方も多いと思いますが、疲れが溜まっているときはいったんスマホは鞄の中へ。
    座っているなら仮眠を取るのが一番ですが、立っているなら音楽を聴いたり、何もせずにぼーっと窓の外を眺めたりするだけでも副交感神経が働き、リラックスした気持ちになれます。移動時間を意識的に脳のリラックスタイムにしましょう。
    どうしても仕事のことを考えてしまうときは、2~3分でいいので呼吸法を取り入れた瞑想をするのもおすすめ。むりやり心を無にする必要はなく、むりやり目を瞑る必要もありません。窓の外でも見ながら「ゆっくりと息を吸って吐く」動作だけに集中して呼吸を繰り返しましょう。自然と軽い瞑想状態に入って心が落ち着きます。

    移動時間をリラックスタイムにする

この他、休日であれば何でも言い合える友達と目一杯遊んでもいいですし、趣味に没頭するのもいいでしょう。忙しい毎日だからこそ、あえてつくるべきは「心と体の緊張を解くひととき」。隠れ疲労を溜めない一工夫を、暮らしの中に取り入れてみてくださいね。

長引く不調は専門の医療機関へ
相談しましょう!

うつ病セルフチェック

夏季うつが夏バテに似ているように、倦怠感や気分の浮き沈みなどうつ病と似た症状が出る疾患はたくさんあります。
特に女性は月経前症候群や生理痛、更年期障害など、女性ホルモンの影響で心身の不調を感じやすいもの。ですが、うつ病は他の症状と違って、様子を見れば見るほど悪化しやすく、専門的な治療の必要な病気です。
ご自身でも何かがおかしいと気づいたら、まずはご自身でうつ病のセルフチェックをしてみてください。今の状態や受診の必要性などを確認できます。

うつ病でないという結果が出ても不安が消えない場合は、一度、心療内科や精神科で医師に相談してみましょう。

ストレスやうつ症状について
ぜひご相談ください!

うつ病は早期発見で早期回復が可能です!

うつ病は「気持ちの問題」と捉えられ、その症状に対して周囲の理解を得にくい傾向があります。ですが、うつ病は「脳の病気」といわれています。
「気持ちの問題で病院に行くのは恥ずかしい」
「治療をするようなことではない」
と、ご自身に言い聞かせているうちに脳の神経がどんどん傷つき、治療をはじめる時期が遅くなればなるほど回復が難しくなります。
仕事や私生活の中で長い間ストレスを感じ、毎日テンションが下がり続けている、どうしてもやる気になれない、何もかもが投げ出したい、など以前の自分との違い感じたらできるだけ早く心療内科や精神科を受診しましょう。
うつ病の回復には、早期発見・早期治療が何よりも重要です。早く治療をはじめることで、発症したうつ病も早く治すことができます。
一日も早く健やかな生活を送るためにも、人の力を頼ることは悪いことではありません。新宿ストレスクリニックでは、患者さん一人ひとりと寄り添いながら治療を行っています。一緒にこれからの生活について考えていきましょう。

薬を使わない新たなうつ病治療を
新宿ストレスクリニックで

新宿ストレスクリニックでは、「正確な診断」と「心身に負担の少ない治療」で、患者さんが足を運びやすいクリニックづくりに努めています。
うつ病は、いわばストレスを溜め込み過ぎてしまったことによる弊害。しかし、そもそも治療を受けることもストレスです。ですから新宿ストレスクリニックに通院される患者さんには、できる限り心身のストレスにならない治療をご提案したいと考えています。
新宿ストレスクリニックでは、光トポグラフィー検査と新たなうつ病治療の磁気刺激治療(TMS)を導入しています。

光トポグラフィー検査

脳の血流を数値でグラフ化する厚生労働省認可の検査です。
人はストレスがたまると脳の血流が悪くなることから、うつ病は脳の病気であり、血流が悪くなった状態が続くことで精神面にも大きな影響が出ると考えられています。
この検査では、安全な近赤外光で頭部の血流を測定し、健常、うつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症のパターンをそれぞれ判別していきます。
1回の検査全体の所要時間は約15分。検査結果と問診と合わせて状態を分析していきますので、精度の高い診断が行えます。

状態を正確に知ることが大切です!
うつ病かどうかをグラフデータで診断サポート!

磁気刺激治療(TMS)

薬を使わないうつ病の新しい治療。磁気刺激治療(TMS)は、うつ病によって血流の悪くなった背外側前頭前野(判断、意志、興味などに働き、恐怖や不安、悲しみ、自己嫌悪などの感情をつかさどる扁桃体のバランスを整える脳)を電気で刺激し、脳を正常に働かせる治療です。
治療による副作用がほとんどなく、1回の治療時間は約20分と短いのが特徴。1ヵ月半~6ヵ月という短い治療期間で効果が出やすいところもメリットといえます。
新宿ストレスクリニックで行われた治療ではこれまで約8割の人に症状の改善が見られています。

短期間の治療が可能です!
薬に頼らない新たなうつ病治療があります!

新宿ストレスクリニックは、磁気刺激治療(TMS)の専門クリニックとして患者さんの治療への疑問、不安に向き合っています。お気軽にご相談ください。

本 将昂

【監修】本 将昂医師

2011年京都大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニックの名古屋院院長。それぞれの患者さんにとって何か最善であるかを考え、患者さんfirstの精神で治療を行います。
精神保健指定医 日本精神神経学会認定精神科専門医

新宿ストレスクリニックでは、うつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や薬を使わない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。
うつ病の状態が悪化する前に、ぜひお気軽にご相談ください。

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