40代~60代のひきこもりの背景にはうつ病も?~親は高齢化、兄弟や姉妹も将来に不安~

40代~60代のひきこもりの背景にはうつ病も?~親は高齢化、兄弟や姉妹も将来に不安~
増え続ける中高年のひきこもりとその現状
増え続ける中高年のひきこもりとその現状

「ひきこもり」と聞くと、学生など若い世代特有の行動に思われるかもしれません。
確かに多感な世代は繊細な心と周りの環境と葛藤で、一時的にひきこもりがちになる傾向は見られます。
しかし、近年増えているのは40~60代のひきこもり。ここ数年で社会問題として世間からの注目度が高まっており、当事者や家族だけでなく社会全体に不安の渦を広げています。
今回は、そんな年々深刻化する中高年のひきこもりについてと、ひきこもりが原因で発症する可能性がある、うつ病についてご紹介していきます。

増え続ける
中高年のひきこもりとその現状

2018年12月、内閣府ははじめて中高年を対象としたひきこもりの実態調査を行いました。その結果、「40歳から64歳までのひきこもり」が全国で推計61万人以上にものぼるというデータを発表しました。ひきこもりは若い世代の問題という認識は一気に覆されたようです。
中高年のひきこもりは、80代の親が引きこもる50代の子どものお世話をする状況であることから「8050(はちまるごーまる)問題」と呼ばれ、親亡き後、子どもへの支援はどうあるべきか議論が続けられています。

ひきこもりとは

ひきこもりとは、学校や仕事に行かず、家族以外の他人と関わることを避ける状態が6ヵ月以上続き、その原因がうつ病などの精神障害ではない状態のことをいいます。
一般的に「自室から出ない」「自室からは出るが、家からは一歩も外を出ない」状態がひきこもりといわれます。しかし、たとえ外出をしても「趣味や遊びなどの用事では外出する」「近所のコンビニには出かける」などの限定的な行動や、家族以外との交流がない場合もひきこもりと判断されます。
また、うつ病や精神疾患はひきこもりが原因となって引き起こされることもあります。
うつ病の症状がある場合は、早めに精神科・心療内科への相談することが重要です。

ストレスやうつ症状について
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ひきこもりの原因

ひきこもりの主な原因は、挫折体験だといわれています。
内閣府の調査でも、学校の成績低下、仕事での失敗、失恋、いじめ、ハラスメントなどがきっかけとなって、ひきこもりになったという人が多いことがわかりました。
青少年と中高年によってその内容はさまざまですが、年齢に関係なく、ひきこもりは大きなショックが原因となっていることは間違いないでしょう。
ひきこもりはそもそも「状態」であり、病気ではありません。
しかし、ひきこもりになるきっかけが精神疾患である可能性は低くありません。そのため、ひきこもりの初期段階では精神疾患の有無を判断することがとても重要になります。
例えば、近年6人1人はかかったことがあるといわれる「うつ病」は、ひきこもり傾向が見られる精神疾患の1つといわれています。倦怠感や気分の落ち込みなどとともに、無気力状態が続いてひきこもりになりやすくなるのです。
うつ病は適切な治療によって早期改善しやすい病気ですが、治療スタートが遅れるほど症状が慢性化・悪化していきます。この他、統合失調症や双極性障害などの精神疾患にもひきこもり傾向が見られるため、病気の診断は慎重に行われなければいけません。
人に会いたくない、学校や会社に行きたくない、一人でいたいなどの気持ちは、時として誰もが持つ感情です。しかし、それが長い間続いている場合は、どうにもならなくなってひきこもってしまう前に、精神科や心療内科で専門医や臨床心理士へ相談しましょう。

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ひきこもりの脱却方法

ひきこもりを脱出するためには、「他者の手を借りること」が重要。これは当事者なら家族の手を借りるということでもありますが、家族が社会の力を借りるという意味です。
世の中には、医療を含むひきこもりへの支援があります。一例になりますが、具体的な支援の流れをご紹介します。

【ひきこもり脱出のための支援の流れ】

1.精神科や心療内科での家族相談
最初は当事者が来院することは少なく、家族相談が多いです。ひきこもり初期段階での適切な対応を伝え、親子関係の改善をはかります。家族が上手に接点を持つことで、この段階でひきこもりが改善されることもあります。
2.医師による個人療法
当事者に向けて医師によるカウンセリングが行われます。通常、精神疾患へのカウンセリングではさまざまな手法で改善を目指していきますが、ひきこもりでは内容より「外出して、人と話す習慣をつけること」を目的とします。
ひきこもりに効く薬はないため、基本的に薬物療法などの医療行為は行いません。ただし、うつ病などの精神疾患によってひきこもりが発生している場合は、平行して症状に合わせた治療が行われることもあります。
3.社会的な支援の利用
家族とのコミュニケーションや医師によるカウンセリングによって、ひきこもりに改善の傾向が見られれば、当事者と社会の接点を少しずつはかっていく段階に入ります。地域にあるひきこもりの当事者たちが集まって話し合うグループや、病院や保健センターなどで行われるデイケアなどを利用して、外部との接触を試していきましょう。
興味を示すことがあるのなら、自分のペースで趣味の教室や習いごとなどに通うのもひきこもり脱却に効果的です。

この他、社会復帰を目指している場合は、まずアルバイトからはじめるのもおすすめです。ただし、久しぶりに社会に出て人と関わると、自分で思っている以上に激しい疲労感におそわれる可能性があります。
月に数日や週1回程度から仕事をスタートさせ、少しずつ身体と心を馴染ませていきましょう。
また、一般企業で働く意思があり、一定の支援があれば継続して働いていける状態まで回復していれば、就労継続支援などの福祉サービスも利用できます。
体調や現在の状態に理解のある人の集まる職場で働くことができるため、社会復帰への一歩を踏み出しやすいでしょう。
一度ひきこもりはじめると長引いてしまう理由の1つに、当事者に向けられた「なんでひきこもるのか」「頑張ってほしい」という家族からのプレッシャーです。
そして、親がひきこもりの子どもがいることを周囲に隠すなど、家族そのものが社会とのつながりを断ってしまうことが原因といわれています。
ひきこもりの脱出には、他者や社会とのつながりが有効です。
しかし、治療や支援はあくまで「誰かの手を借りたいと思う方へのサポート」として存在しているだけで、無理に受けなければいけないものではありません。
公的機関を頼らずとも、当事者とそのご家族にとって、一番心穏やかになれる選択をしていただきたいと思います。

青少年のひきこもりと
中高年のひきこもりの違い

青少年のひきこもりと中高年のひきこもりの違い
青少年のひきこもりと中高年のひきこもりの違い

ひきこもりといっても、ひきこもっている年齢によってもその様相はさまざまです。
ここでは青少年のひきこもりと中高年のひきこもりの違いを見ていきましょう。

【世代別】ひきこもりの変化

内閣府が2015年に行った調査『若者の生活に関する調査報告書』によると、15~39歳におけるひきこもり出現率は1.57%。これは約54万1000人にあたる数値です。2010年の調査では約69万6000人(出現率1.79%)だったため、約15万5000人減少したことになります。
しかし、この調査は40歳以上の人が対象からはずされたため、正しい調査とはいえないという意見が飛び交いました。そこで内閣府は、40歳から64歳を対象とした中高年のひきこもり調査を2018年12月に実施しました。
その結果を受けて、現状の深刻さを知るに至りました。
調査の結果、40歳~64歳のひきこもりは、全国で推計61万人以上いることが分かり、調査時期や調査方法が異なるものの、15~39歳と40歳~64歳を合わせると国内にはひきこもりの人数が100万人規模に達している可能性があると考えられます。
40歳~64歳では、ひきこもる理由の多くは「退職」が最も多く、次いで「人間関係」、「病気」、「職場になじめなかった」などが続いています。
これまでは、39歳までが精神面・身体面のケアや生活的支援の充実化がされていましたが、今後は中高年代の精神面・身体面のケアや生活的支援の提供も深刻な課題として、受け止めなければならない現状といえます。
また、内閣府の調査結果については、ひきこもっている家族がいることを公表していない家庭もあり、現在の統計も決して正しいデータだとはいえません。
ですが、調査対象の年齢を広げたことでより社会問題としての認識が高まり、国民一人ひとりの意識や支援の在り方にも変化が出てきたことは光明といえるでしょう。

青少年と中高年のひきこもりの違い

<中高年に多いひきこもりの傾向>

中高年のひきこもりには、2つのパターンがあります。
1つ目は、青少年のひきこもりと同じ、仕事や退職、人間関係などにおける挫折体験。
2つ目は、学生時代からずっとひきこもっていて、中高年になってもひきこもりから回復できていないケースです。
この場合、きっかけはすでに過去の遺物となっているため、ひきこもりの理由がハッキリしないことが多いです。
原因を取り除くことは愚か、そもそも何に対処すれば回復が望めるのか、家族も当事者も支援者もわからないため、状態が長期化する傾向があります。
さらに60歳以上のひきこもりでは、定年退職後に人と関わらなくなり、徐々にひきこもったという人が多くなります。

<取り巻く環境の違い>

青少年のひきこもりの場合、何か手を打とうと動くのはまず親です。
市(区)役所の相談窓口に来たり、新聞やネットで情報を集めたり、医療機関に相談してみたり。それによって当事者との接点ができ、早めの対処が行えたり、ひきこもりを早期回復させられることは多いのです。
しかし、中高年のひきこもりの場合、相手が大人であることが仇となりやすいのが現状といえます。親と同居していたり、結婚して家族がいる場合はまだいいのですが、一人暮らしをしていたり、親やきょうだいと疎遠であったりすれば、誰も当事者の状態を知り得ないのです。
本人が支援を受けよう、何か行動しなければと動かない限り、ひきこもりを回復させる手助けができず、そもそも誰もその方がひきこもりになっていることも支援が必要なことも気づけません。

<社会的な立場と本人の気持ちの違い>

青少年のひきこもりは、周りの大人たちがいろいろと手を打つことで日常に戻るきっかけを得たり、年齢とともに自然と回復していくこともあります。
しかし、中高年は例えひきこもりの原因がハッキリしていて、その原因を取り除いたとしても、回復できない場合があります。
それは大人になるほど冷ややかな世間の目や、一度社会に取り残されてしまった喪失感などを本人が感じやすく、皮肉にもひきこもったことそのものが社会復帰への根強い足かせとして残ってしまうためです。
また、青少年より中高年の当事者のほうが、ひきこもっていることで「家族に申し訳ない」と思う傾向が強く、ひきこもったことでうつ病などの精神障害を起こし、さらにひきこもりから回復できないという悪循環に陥ってしまうこともあります。

中高年のひきこもりとうつ病

中高年のひきこもりとうつ病
中高年のひきこもりとうつ病

中高年のひきこもりは、仕事での失敗や業績悪化によるプレッシャー、過重労働やパワハラなど社会のストレスからうつ病や不安障害にかかって退職。その後、なかなか復帰できなくなってしまってひきこもるというパターンが多いように見受けられます。
もし、ひきこもっている家族がうつ病であった場合、そのお世話をしている家族や身近な人が共依存となり、お互いに社会復帰を妨げる状況をつくりだしてしまう可能性もあります。
ひきこもりそのものには治療法がなく、ひきこもりが始まってから手を打ってもなかなか思うように回復が望めません。
ですが、うつ病などの精神疾患には治療法があり、早期発見と適切な治療を行うことで改善することができます。
中高年は役職や中間管理職として働く人が多く、ストレス過多になりやすい傾向があります。最近仕事で疲れている、ストレスがたまっていると感じるときは、休息やストレス発散を心がけましょう。
うつ病は重度になると、倦怠感などが強くなり身体が動かなくなってしまうこともあります。病気になって退職を余儀なくされる前に、休職や転職を考えることもご自身と将来を守るために大切です。

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うつ病の自己診断

モヤモヤ、イライラ・・・何をしても気持ちが落ち着かなかったり、気持ちの整理がつかないときは、「今の自分の状態を知る」ということがとても大切。
新宿ストレスクリニックの公式サイトでは、簡単な質問に答えるだけで今の自分の状態を客観的に分析することができます。

うつ状態にあると出た場合は、できるだけ早く心療内科や精神科を受診しましょう。現状では問題がないと判断された場合でも、不安や気分の浮き沈みがあるときは、一度精神科や心療内科で相談してみることをおすすめします。

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ひきこもりには
HSPが背景にあることも

ひきこりの背景にうつ病や他の精神疾患が関係している可能性は確かにあります。
しかし専門家の間では、どちらかというと最近注目されているHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という「性格」が背景にあることのほうが多いのではないかという見解が示されています。
HSPは簡単にいうと、身の回りのすべてのことに非常に敏感で、必要以上に気を遣ってしまう傾向のある人のことです。こうした性格から、人と接すると気疲れして人付き合いが苦しくなり、ひきこもるようになるのではないかと、専門家はそう考えていることもあります。
とはいえ、HSPは特殊な人の呼び名ではありません。
その特徴を見てみると、誰もが少しずつ当てはまっていることがわかるでしょう。決して「HSP=ダメな人」という意味ではありません。
もしHSPの特徴の多くが当てはまっているのなら、自分が敏感なタイプだということを理解し、認め、深刻な状態になる前に手を打てばいいだけだと前向きに考えていきましょう。
また、HSPは敏感が故に、生きづらさを感じることからうつ病を発症する場合もあります。うつ病は精神科・心療内科で適切な治療を行いましょう。

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ひきこもりの家族への接し方

ひきこもりの家族への接し方

医療機関を探しましょう

ひきこもりの家族への接し方

医療機関を探すポイントは、ひきこもりの事例がある・通院しやすい・家族だけの相談が可能かといった点があります。
ただでさえ、外に出ることが難しい状態なので、遠距離は途中で挫折してしまうこともあり、ひきこもりの治療が中途半端になってしまう可能性があります。ひきこもりの治療にかかる期間は年単位も少なくはありません。なるべく、通いやすいクリニックや病院を選択していきましょう。
周りに相談できそうなクリニックがない場合は、地域にあるひきこもり地域支援センターや精神保健福祉センターなどに相談してみましょう。どのような手を打つべきか、治療が必要なら行くべき場所などを社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士などの専門家が判断し、適切な支援機関につなげてくれます。

当事者が安心できるコミュニケーションを
取っていくことが大切です

言い返すのではなく言い分を受け止め、本人は「言いたいことを聞いてもらえた」と安心できる状況を作り出してあげましょう。
家族はどうしても説教や説得、議論を投げかけてしまいやすいのですが、現状に誰よりも危機感を覚えているのは本人です。
例え「親のせいでこうなった」など家族を責めるようなことを本人が言ったとしても、本心とは限りません。
初めはぎこちない会話でも、当事者に「あなたと話したい」という気持ちが伝わることが大切です。最近の出来事、話題のニュース、ペットに関することなど当事者が答えやすい内容がいいかもしれません。注意するべき話題は、同世代の友人の話題、仕事の話、将来の話などは、なるべく避けてください。

中高年のひきこもりの場合、
親亡き後の対策が必要

医療機関を探すことや当事者が安心できるコミュニケーションを取ることも大切ですが、青少年のひきこもりとは違い、中高年のひきこもりは、親亡き後の対策も考えておかなければいけません。やるべき手続きは3つです。

  • 遺言状の作成
  • 障害年金の受給
  • 生活保護の受給

「親が存命の間に財産相続の話をするなんて縁起でもない」という方のお気持ちもわかります。ですが、経済的自立が難しい子どもの生活を守るには、金銭的な問題は真っ先に整えておかなければならない重要なファクターなのです。
遺言状の相談はファイナンシャルプランナー、障害年金や生活保護の相談は医師、と専門家の力を借りて早めの手続きを進めていきましょう。

当事者を支える家族の
心のケアも大切

当事者を支える家族の心のケアも大切
当事者を支える家族の心のケアも大切

ひきこもりの当事者ももちろん苦しいのですが、ひきこもりの当事者を支える家族のケアも決して忘れてはいけません。
親、特に母親子どもに献身的に尽くすあまり、心を疲弊していく傾向があります。子どもがひきこもっているからと自分までひきこもる必要はなく、適度に外で発散する時間を持ちましょう。
さらに、中高年のひきこもりにおいて忘れてはならないのが兄弟姉妹の苦悩です。
「ひきこもりの兄弟姉妹を見捨てられない」という思いが強いほど、自分の生活も守らなければならない兄弟姉妹は苦しみます。
実際に、「収入は自分の生活だけでギリギリ。親がいなくなったら金銭面できょうだいを支えられないし、自分の人生もどうなっていくのか不安」という相談を寄せる兄弟姉妹は多いといいます。
当事者もまた兄弟姉妹には罪悪感を持ちやすく、「申し訳ないと思いつつ親にはまだ甘えられるけど、自分と同じだけの人生が続くきょうだいには申し訳なさで死にたくなる」と言う方も少なくありません。
社会にはまだこうした問題への解決策がなく、支援も行き届いていません。
ですが、ひきこもりの家族を持つ方々が悩みを共有して支え合う集まりや、ひきこもりに関する講演会・勉強会はさまざまな地域で開催されています。
ひきこもりへの知識を蓄え、同じような悩みを抱える家族と連携していくことで、親や兄弟姉妹が抱える不安は少しだけ軽くなるかもしれません。
外に出て、人に会って、話しをする。これは当事者だけでなく、当事者を支える家族にとっても必要だということをどうか忘れないでください。

うつ病を発症している場合

ひきこもりがきっかけで、うつ病を発症しているケースも少なくはありません。
うつ病を発症している場合、うつ病の治療は専門の医療機関で治療することが必要です。身近な家族だけで当事者をサポートする場合、うつ病の症状が軽症であり、初期段階であれば、家族のサポートにより改善する可能性もありますが、うつ病の症状が重度の場合は家族もどうしたらよいか分らず、「感応精神病」という精神的伝染現状を引き起こす場合があります。
うつ病はインフルエンザのようなウィルス感染はしませんが、うつ病の患者さんに深く共感することで「共依存」となり、自身もメンタルに支障が出ることもあると考えられます。
この場合は、いわゆる「共倒れ」状態といえます。そのような状態にならないためにも、うつ病の専門治療ができる精神科や心療内科を頼るようにしましょう。

うつ病のご相談は
新宿ストレスクリニックへ

新宿ストレスクリニックは、うつ病を治療するクリニックです。
当院はひきこもりの支援を行うクリニックではありませんが、ひきこもりの原因となる可能性のあるうつ病の検査や治療を行うことができます。
激しい気分の落ち込みやストレスによる体調不良が続く場合は、お一人で悩まず、まずはご相談にいらしてください。

うつ病を客観的に判定する
「光トポグラフィー検査」とは

うつ病治療を専門とする新宿ストレスクリニックでは、脳の血流を調べることで現在のご自分の状態がうつ病かどうか客観的にわかる「光トポグラフィー検査」を導入しています。検査方法は、専用の装置をつけるだけと簡単で、心身への負担はまったくありません。あとは機械が脳の血流をはかり、数値をグラフ化してくれます。
うつ病ではないかと不安がある場合は、問診と合わせて光トポグラフィー検査を受けていただくことで、治療の必要性や今後の対策についてより客観的で正確な答えが得られます。この検査は厚生労働省にも認可されている検査でもあり、安全面においても安心して受けていただけます。

状態を正確に知ることが大切です!
うつ病かどうかをグラフデータで診断サポート!

心身に負担が少ない新しいうつ病治療
「磁気刺激治療(TMS)」とは

「磁気刺激治療(TMS)」は、脳に磁気を当てて刺激することで脳の機能を回復させていく、うつ病の新しい治療として注目されている治療法です。
新宿ストレスクリニックは、この磁気刺激治療(TMS)の専門クリニックとしてうつ病治療の早期回復をめざしています。
うつ病が「心の病気」ではなく「脳の病気」をいわれるようになったのは、うつ病の人の多くが脳の血流や機能の働きが悪くなっていることが考えられているためです。その悪くなった部分を刺激すると脳が正常に機能し、それによってうつ病も改善していくことがわかり、磁気刺激治療(TMS)はそのプロセスを促していきます。
磁気刺激治療(TMS)は、ほとんど副作用がなく治療後すぐにご帰宅いただけます。治療期間も約1ヶ月半~6ヶ月と短い期間で集中的に治療を行うことができ、症状改善の効果にも期待が寄せられています。

短期間の治療が可能です!
薬に頼らない新たなうつ病治療があります!

誰かがひきこもりになったと聞いたら、多くの人が「ひきこもりはダメなこと」と捉えます。それは、ひきこもりの当事者もご家族も同じでしょう。
ですが、本当にひきこもりはダメなことなのでしょうか。
おそらく「ダメ」と思わせる理由は、収入の有無です。
青少年であっても将来が閉ざされてしまったかのような不安から、親はひきこもりをダメなものだと思います。中高年ならご自身の収入がなくなることを、「自分は社会不適合者」「ダメな人間だ」と思うのでしょう。
しかし、現代はダイバーシティという考え方が広まり、積極的にテレワークを取り入れている企業が増えています。たとえひきこもっていても、将来のためにしっかり稼ぐ方法はあるのです。
ひきこもりはいわばマイノリティといえるのではでしょうか。
世間がひきこもりを「そういう生き方のひとつ」と捉えれば、ひきこもりやすい人も生きやすくなり、逆に少しずつ気持ちを外へ向けられる人も増えるのではないかと思うのです。
気持ちが前向きになることで、ひきこもりが減り、うつ病の方が少なくなる社会がなによりです。

参考:

本 将昂

【監修】本 将昂医師

2011年京都大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニックの名古屋院院長。それぞれの患者さんにとって何か最善であるかを考え、患者さんfirstの精神で治療を行います。
精神保健指定医 日本精神神経学会認定精神科専門医

■関連リンク

本 将昴医師が在院する新宿ストレスクリニック名古屋院のページはこちら

新宿ストレスクリニックでは、うつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や薬を使わない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。
うつ病の状態が悪化する前に、ぜひお気軽にご相談ください。

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