妊娠・出産に伴ううつ病について

妊娠・出産に伴ううつ病について
妊娠・出産に伴ううつ病について
妊娠・出産に伴ううつ病について

周囲が祝福ムードになることが多い妊娠・出産という人生の大きな出来事。
一方で、産前・産後はうつ病が起こりやすい時期ともいわれています。
出産に対する恐怖や不安を強く感じたり、子育てに自信がなくなり、わが子を可愛く思えなくなったりと症状もさまざまです。また、妊産婦がうつ病を発症しても多くは適切な治療を受けていないのが現状です。うつ病の治療法は薬物以外にも選択肢はあります。
最近、気分が沈みがちになっている状態が2週間以上続いている場合は、早めに精神科や心療内科に相談しましょう。相談することで現在の状況の改善ができる可能性があります。

妊娠・出産に伴ううつ病の症状

女性は結婚や妊娠、出産といったライフスタイルの変化がある毎にストレスを多方面から受けることがあります。ストレス要因が多ければ多いほど、うつ病にかかるリスクは高くなっていきます。
産前・産後にうつ病を発症すると、胎児にも影響が出る可能性も考えられるので、早めの対策が重要です。
では、妊娠・出産に伴ううつ病の症状とはどのようなものでしょうか?

女性の場合、一生のうち5人に1人がうつ病に?

女性と男性では、女性の方が男性よりも2倍うつ病にかかりやすく、その中でも、妊娠・出産という時期はとりわけうつ病が引き起こされやすいといわれています。
産前・産後の女性がうつ病に陥った場合、以下のように物事を悪く捉える傾向があります。

自分は母親失格だ
待ち望んでいた赤ちゃんなのに、つい世話が面倒に思えてしまう
赤ちゃんが可愛く思えない
将来の子育てに自信がない

など、自身を責める気持ちが起こることがあります。
この状態から、元気がなくなり、ろくに睡眠もとれず、食欲不振などに陥りがちになります。自身を責める気持ちが強くなるほど「母親失格な自分など、必要ない」、「この世にいてもどうしようもない」などと深刻な発想に至るケースも少なくはありません。
うつ病発症の場合、母親としての本来の力が発揮できなくなり、実際に子育てが思うようにいかず、子どもにまで影響を及ぼす場合もあります。
適切な治療を早めに受けることが大切です。

ストレスやうつ症状について
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周囲がうつ病を軽視していることもある?

実際にうつ病を発症しても、精神科や心療内科へは行きづらいと思う方も少なくはないはずです。その“行きづらさ”には、周囲からの影響もあるようです。
妊産婦が不調の状態なのに、周囲が「妊娠や出産、子育てが大変なのは当たり前」、「母親なんだからしっかりしないといけない」などと、妊産婦の苦しみを軽視してしまうことがあります。
その周囲の意見から母親自身も「未熟な母親だから調子が悪い」や「誰も子育ての悩みを聞いてくれない」など決めつけてしまうこともあります。
また、妊娠中や授乳中は薬の使用が制限されるため、うつ病の治療を受けると抗うつ薬が赤ちゃんに影響が出てしまうと心配になり、精神科や心療内科の受診を躊躇ってしまうこともあります。
しかし、現在のうつ病の治療には、薬を使用しない「磁気刺激治療(TMS)」という治療法もあるので、妊産婦の方でも安心できる治療の選択肢は広がりつつあります。

短期間の治療が可能です!
薬に頼らない新たなうつ病治療があります!

マタニティブルーとうつ病の違い

マタニティブルーとうつ病の違い
マタニティブルーとうつ病の違い

マタニティブルーとは、妊娠初期段階・中期、出産後は出産直後と数日間に起きやすいとされる不安感やイライラ、寝付きが悪いなどの症状をいいます。
うつ病と似た症状があるので、産前・産後うつと感じる方も少なくはありません。
しかし、マタニティブルーとうつ病は違います。
違いの主なポイントは「一過性」であるかどうかによります。
マタニティブルーは通常、一過性と考えられるので、おおよそ3週間以内には治まる傾向があります。マタニティブルーの主な原因は、ホルモンバランスの急激な変化といわれています。通常の女性の体は、月経と排卵を一定の周期で繰り返していますが、女性ホルモンのバランスでリズムを保っています。
しかし、妊娠した時は多量の女性ホルモンが胎盤で作られはじめ、出産する場合はその胎盤が排出されることにより、妊娠・出産時はホルモンバランスが急激に大きく変化します。そのため、身体への影響だけではなく、精神的にも影響を及ぼすとされています。
その他には、妊娠・出産への戸惑いや不安からストレス状態が続き、不眠や慢性的な疲労感などが複雑に絡み合い、マタニティブルーを引き起こしやすくします。
もし、マタニティブルーの症状が3週間以内に治まらず、長期的に続くようであればうつ病を疑いましょう。まずは、うつ病かどうかセルフチェックでいるサイトで自己診断をしてみてはいかがでしょうか?

一過性のものと軽視してしまうと、深刻な事態にもなりかねませんので、もしかして、うつ病!?と不安な方は、早めに精神科や心療内科へ受診することをおすすめします。

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妊娠・出産に伴う
うつ病の治療方法

妊娠中や授乳中は飲み薬に制限があります。うつ病の治療方法として一般的である抗うつ薬も例外ではありません。お母さんと赤ちゃんのためにも適切な治療方法を選択することが大切です。

認知行動療法(CBT)

認知に働きかけて、精神的なストレスを軽減していく治療法です。
否定的な考え方や現状の受け入れ、物事の見方の考え方を変える練習をしていきます。
認知療法とも呼ばれます。

対人関係療法(IPT)

ストレスの要因として、対人関係が多く挙げられると言えるのではないでしょうか。
対人関係療法とは、家族や親しい間柄などの身近な人に焦点を当て、その対人関係によるコミュニケーションや対応を考えていく治療法です。

上記の治療は、医師やカウンセラーのもと、行われます。
メリットは抗うつ薬のような副作用がないため、体に負担が掛からないといったところでしょう。デメリットは、いずれも即効性があるわけではないので、長期の療養期間が必要になる場合があります。
しかし、心身に負担の少ない治療法は、これらの心理療法だけではありません。現代のうつ病治療には、医学の発達により短期間の治療・副作用がほとんどないといった特徴をもつ治療もあります。それが「磁気刺激治療(TMS)」です。

磁気刺激治療(TMS)

磁気刺激治療(TMS)の正式名称は「経頭蓋磁気刺激治療(rTMS)」といいます。他にはTMS治療やTMSといった呼ばれ方があります。
この磁気刺激治療(TMS)は、うつ病の新しい治療法としてアメリカやヨーロッパでは多く普及され、多くの人が受けている治療です。妊産婦も治療が可能であり、電気けいれん療法とも異なるので、心身への影響を心配することもありません。
また、治療期間も約1ヶ月半~6ヶ月と短期的なところも特徴の1つです。
安心して安全な治療を受ける選択がうつ病の早期回復につながります。

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安心できる検査や治療を
新宿ストレスクリニックで

新宿ストレスクリニックでは、うつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」を導入しています。光トポグラフィー検査は、うつ病・双極性障害(躁うつ病)・統合失調症・健常の4つのパターンから結果をグラフデータで現します。
厚生労働省認可の検査であり、医師の問診と検査結果を併せて、より正確な診断が可能になりました。

状態を正確に知ることが大切です!
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新宿ストレスクリニックは、新宿本院(東京)の他に、梅田(大阪)、名古屋(愛知)と全国に3院展開しています。
各院最寄り駅から徒歩5分圏内と商業ビル内にありますので、人目が気になりません。
精神科・心療内科は行きづらいと感じる方も少なくはありませんので、患者さん目線での院内環境作りに日々取り組んでいます。また、土日祝日も診療していますので、平日に通院が難しい方でも、都合に合わせた計画を立てることが可能です。
診療時間も新宿本院は10:00~20:00、梅田院と名古屋院は10:00~19:00と平日のお仕事帰りにも通院が可能です。
新宿ストレスクリニックは、磁気刺激治療(TMS)を中心に、公認心理師や臨床心理士のカウンセリングも定期的に行っていますので、お困りのことや不安に思うことも相談できます。
何より患者さんに安心感をもって治療を行ってもらいたいと考えています。
妊娠・出産に伴ううつ病は大変辛く苦しいものです。大切な赤ちゃんを守るためにも1人で我慢せず、いつでもご相談ください。

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【参考サイト】

本 将昂

【監修】本 将昂医師

2011年京都大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニックの名古屋院院長。それぞれの患者さんにとって何か最善であるかを考え、患者さんfirstの精神で治療を行います。
精神保健指定医 日本精神神経学会認定精神科専門医

新宿ストレスクリニックでは、うつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や薬を使わない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。
うつ病の状態が悪化する前に、ぜひお気軽にご相談ください。

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