うつ病の方へ贈りたい言葉・かけてはいけない言葉とは

うつ病の方へ贈りたい言葉・かけてはいけない言葉とは
つ病の方へ贈りたい言葉・かけてはいけない言葉とは
つ病の方へ贈りたい言葉・かけてはいけない言葉とは

うつ病は誰にも相談できず、一人で苦しんでいる方も多いと言われます。
うつ病の方は誰かに安心できる言葉をかけてもらったり、SNSや本などで安心できる言葉(メッセージ)を受け取ったりすることで、実は救われるケースが多くあります。
このコラムでは、うつ病の方へ贈りたい言葉やかけてはいけない言葉を取り上げてみたいと思います。

うつ病の方への接し方

うつ病になると、気分が落ち込んだり、不安になったり、憂うつになることによって眠れなくなったり、仕事や学校に行けなくなったりすることがあります。 本人にとっては何をする気にもならないほどにつらい状態で、それまで出来ていたことでも出来なくなってしまいます。
しかし周りからその様子をみていると、それまで元気に行動していた様子を知っていれば、「怠けているのだろう」「逃げているのではないか」と責めてしまうことがあります。

うつ病は「心の病」と言われますが、気の持ちようや気合いを入れて良くなるようなものではなく、脳の働きが低下することによって生じる「脳の病気」です。
脳の働きを活発化させる治療に適切に取り組まないと、どんどん悪化してしまうことになるのです。
うつ病で苦しんでいる人は「いつまで続くのだろう」「もう治らないのでは」という苦痛や恐怖の中で生活しています。
そのため、うつ病の方本人と関わる家族や友人、職場の同僚、学校の先生など、身近な人による理解と協力が必要な病気であると言えるのです。
その時にうつ病の方へどんな言葉をかけてあげたらよいのかをご紹介します。

うつ病の方へ贈りたい言葉

うつ病の方へ贈りたい言葉
うつ病の方へ贈りたい言葉

うつ病で苦しむ方の中には、甘えや怠けだと言われるのが嫌で無理をしていたり、強い不安から治らないのではないかと深く悩んでいたりすることが少なくありません。
ゆっくりと休息を取りながら、適切な治療に取り組むことが大事です。
身近な人は、うつ病を理解し、焦らずゆっくりと治療に取り組むことができるような、安心できる言葉をかけてあげることが大切です。

「急がなくてもいいんだよ。ゆっくり一緒に治していこう。
頑張らなくてもいいんだよ。」

うつ病を発症してしまう方の性格は、几帳面で真面目な性格である傾向が強く、常に周りの状況を考えて気を張り緊張応対を強いられることで、症状を悪化させてしまうことが多いのです。
そのためこのように本人の性格を尊重し、寄り添うような言葉をかけることはとても有効です。

「悩んでいることがあれば相談にのるよ」

うつ病の症状によって、意欲がなくなることで、今まで通りの生活が難しくなってくると、疎外感を感じてしまい、一人ぼっちのような気になってしまいます。
そんな時に、「友達だから」「味方だから」といった言葉をかけることは、本人にとってとても安心できる言葉になるのではないでしょうか。

「そのままのあなたでいい」

うつ病を発症させてしまった方の中には、うつ病になってしまった自分自身を責めてしまうという方も少なくありません。
本人を認めてあげる言葉をかけることで、自己肯定感を高めることができますので、安心して治療に取り組むことができるでしょう。

「よく頑張ったね」

うつ病の発症によって、自信をなくしてしまうことがあります。
「頑張ったね」という言葉は、本人を褒めて認めていることになりますので、「自分は一人ではない」と安心することができます。

「返信はしなくていいからね」「気が向いた時でいいよ」

うつ病を発症してしまうと、仲の良い友人から連絡がきても、思うように返信ができないことがあります。
そのため連絡が億劫になってしまったり、返信がプレッシャーになってしまったりすることもあります。
そのような気持ちを察して、このように言葉をかけることで、自分のことを理解してもらえていると安心することができます。

「疲れが抜けない状態がずっと続いているのが心配」

身近な家族や友人がいつも体調を気にかけているということをさらっと伝えることで、自分のことを心配してくれている人がいると認識します。家族や友人に心配をかけたくないと思ううつ病の方もいるので、あえてうつ病という言葉を出さないことがポイントです。見守ってくれている人が近くに存在していることが安心感につながります。

うつ病の方へかけてはいけない言葉

うつ病の方へかけてはいけない言葉
うつ病の方へかけてはいけない言葉

うつ病になると、気分が落ち込んでしまい、とても憂鬱な状態が続いてしまいます。
そのような状況で、励ますような言葉をかけてしまうとプレッシャーになってしまい逆効果になることがあります。
一般的には「頑張って」「いつになったら治るの」といった言葉は、本人を焦らせてしまうことになりますから不適切です。
その他に不適切だと考えられるものに、このような言葉があります。

「早く元気になって会社に来て下さい」

うつ病は風邪のようにゆっくり過ごせば2~3日で治るようなものではないことは、本人が十分理解していることです。
そのため「早く元気になって」といった言葉は、プレッシャーを与えてしまうことにも繋がることがあります。

「無理しないで」

現状でかなり無理をしている状態であり、社会で生きていくうえで無理をしなければならない場面はたくさんあります。
そのような状況で「無理しなくていい」と声をかけられてしまうと、疎外感を感じてしまうことがあるのです。

「世の中にはあなたよりもっと困っている人がいるのよ」

うつ病の方の中には、かなり無理をして生活をしていることが多くあり、周り人が受ける印象以上に辛く苦しんでいることが少なくありません。
そのような状況において意を決して症状を打ち明けても、「そんなのまだまし」と言われてしまえば、自分を否定されたような気分になってしまいます。

「本当に鬱なの?」

意を決してうつ病であることを公にした時にこのような言葉をかけられると、自分の事を全く理解してくれていないと落ち込むことになってしまいます。

「気にしすぎ」「自分を信じればいいよ」

うつ病の苦しみや辛さが分からないから、そのように気楽に言われているのだと感じてしまう言葉です。
またそのような言葉によって、今以上に無理をしてしまうこともあり、場合によってはうつ病の症状を悪化させてしまうこともあります。

うつ病の方が安心して
リラックスできる環境づくりを

うつ病を改善させるために一番大事なことは休養です。
しかし、休養が必要な時期に無理をすることによってさらに悪化させてしまうということが少なくありません。
そのため周りで関わる家族や友人、知人などがその状況に気付いて、休養を取ってしっかりと治療に励むことができるような環境づくりをサポートすることが必要になります。
そして、できる限りリラックスできるような環境が大切です。

周りの人は安心して休養が取れる環境づくりに協力する

本人が休養の必要性を自覚していても、周りから「怠けているのではないか」「たるんでいる」などと言われてしまうことによって、うまく休養できなくなってしまうことがあります。
あるいは、職場の忙しさを理解している場合であれば、いま自分が休んでしまうと職場が困ってしまうと考えてしまうこともあるでしょう。
そのような状況も考えられることから、うつ病を理解し、本人の症状に気付いたのであれば、安心して休養が取れるような環境づくりに周りの人が協力することが重要になります。

早期治療・早期改善に努め、再発を防ぐ

うつ病はその症状に気付き、早期に治療を開始することによって、早く改善させることができます。
逆に言えば、早期治療に取り組まずに無理をしてしまうと、悪化してしまうとともに治りにくくなってしまいます。
そのため家族や身近な人であれば、まずはうつ病の方の気持ちに寄り添い、安心して治療に取り組むことができるように協力し、本人の辛さを理解することが、早期改善に繋がることなのです。
まずは、一緒に心療内科や精神科のクリニックに相談に行ってみましょうと軽く誘ってみましょう。無理にクリニックへの受診を勧めることはしないように注意しましょう。

ストレスやうつ症状について
ぜひご相談ください!

身近なうつ病の方のご相談は
新宿ストレスクリニックへ

うつ病は「心の風邪」と表現されることがありますが、風邪のように誰でもかかる可能性がある病気だという意味であって、薬を飲めば数日で改善できるようなものではありません。
しかしうつ病を正しく理解していないと、「気の持ちようで治る」といった声かけをしてしまいがちなのです。
そのような不適切な声かけをしてしまうと、安心して治療に取り組むことができなくなってしまいます。
家族や身近な人は、治療が続く可能性があるということを理解し、うつ病の方本人に無理をさせないような環境を整えながら、治療に取り組めるサポートを行うようにしましょう。
身近な方で気になるうつ症状に気付いた場合には、心療内科や精神科を受診するようにしてください。その場合、一緒に付き添って受診することをお勧めします。
新宿ストレスクリニックは、うつ病専門のクリニックとして、様々な原因のうつ病に対応しています。
うつ病を正確に診断サポートするための「光トポグラフィー検査」や身体への負担が少ない「磁気刺激治療(TMS)」を取り入れ、1日でも早く元気な状態に改善する治療を行っています。

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うつ病の方をご家族や身近な人のご協力をいただきながら、うつ病専門クリニックとして精一杯治療いたします。

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本 将昂

【監修】本 将昂医師

2011年京都大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニックの名古屋院院長。それぞれの患者さんにとって何か最善であるかを考え、患者さんfirstの精神で治療を行います。
精神保健指定医 日本精神神経学会認定精神科専門医

■関連リンク

本 将昴医師が在院する新宿ストレスクリニック名古屋院のページはこちら

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