大人の発達障害(自閉症スペクトラム障害・ADHD・SLD)が原因でうつ病かもしれない!?

大人の発達障害(自閉症スペクトラム障害・ADHD・SLD)が原因でうつ病かもしれない!?
大人の発達障害(自閉症スペクトラム障害・ADHD・SLD)が原因でうつ病かもしれない!?
大人の発達障害(自閉症スペクトラム障害・ADHD・SLD)が原因でうつ病かもしれない!?

近年、「大人の発達障害」という言葉をよく聞くようになりました。
特に社会人になった時に、仕事上なかなかスムーズに対応できなかったり、同僚や上司とのコミュニケーションがうまくいかなかったりすることで、発達障害に初めて気付く方も多く見られます。
こちらでは大人における発達障害について詳しくご紹介したいと思います。

大人の発達障害とは

発達障害とは脳の機能障害のことを指しており、多くは1歳を過ぎたあたりから症状が現れます。先天的な障害ですから、成人になってから発症することはありません。
しかし、症状には個人差があり、軽度の場合であれば気付かれないまま、大人になってしまうことがあります。

そもそも発達障害は見えにくく、分かりにくいのが特徴です。
子供のときや学生時代には「個性が強い人」「ちょっと変わった人」と思われるようなシーンはあるものの、特性の程度が軽く、周りからのサポートをうまく得られてきたような場合には、大きな問題とならずに過ごすことができるのです。
しかし社会人となり、多くの仕事を任されるようになり、人との交流の機会が増えるようになると、生きづらさや働きづらさなどを感じる場面が多くなります。
そのまま、その理由が理解できずにいることも多く、二次的な障害としてうつ病を発症させてしまうことも少なくありません。

大人の発達障害(自閉症スペクトラム障害・ADHD・SLD)の症状や特徴

代表的な大人の発達障害の種類として、「自閉症スペクトラム障害」「注意欠如・多動性障害(ADHD)」「限局性学習症(SLD)」をご紹介しましょう。

自閉症スペクトラム障害の症状や特徴

自閉症スペクトラム障害の症状や特徴
自閉症スペクトラム障害の症状や特徴

自閉症スペクトラム障害とは、遺伝的な要因によって生まれつき起こる脳機能障害で、自閉症やアスペルガー症候群も含まれています。
自閉症スペクトラム障害の場合、職場や学校などにおいて人との関りやコミュニケーションに難しさを感じる場面が多くみられます。
独特のこだわりがあったり、人よりも感覚が鋭かったり、逆にほとんど感じない部分があったりといった特徴を持っていますが、その特徴や程度には個人差があります。
自閉症スペクトラム障害の人が共通して持つ特徴として「社会性」「コミュニケーション」「想像力」があります。
社会性としてはグループ活動のように、職場での関係や学校でのクラス活動などの集団活動が苦手であり、逆に言えば一人で黙々と作業することを得意としています。
コミュニケーション面においては子供の発達障害の場合、言葉の遅れが指摘されることもありますが、大人の場合では十分な能力は有しているものの、独特の言葉の言い回しがみられます。
また言われたことに対して、独特の解釈をすることによって、理解にズレが生じるようなことがあります。
創造力においては、いつもと違う手順で物事を行わねばならない場合、どのような結果が生まれるのか想像できないということがあります。
そのため臨機応変に対応することが難しく、いつもの手順にこだわる姿勢がみられます。

注意欠如・多動性障害(ADHD)の症状や特徴

注意欠如・多動性障害(ADHD)の症状や特徴
注意欠如・多動性障害(ADHD)の症状や特徴

ADHD(注意欠陥多動性障害)は、注意しながら仕事に取り組むことが難しく、職場や家事などにおいて簡単なミスを繰り返したり、忘れてしまったりすることがみられる特徴を持っています。
子供のときにみられるADHDでは、授業中で落ち着きがなかったり、簡単な計算などを続けることが難しかったりといった症状がみられますが、年齢を重ねるごとに少しずつ目立たなくなってきます。
しかし子供の頃から症状が改善せずに悩み続けて大人になった場合、うまく生活することができずに困ってしまうシーンが多くなります。
掃除や片付けをなかなか終わらせることができなかったり、約束したことを忘れてしまったり、ひとつのことに集中して取り組むことができないことがあります。
しかし、それがADHDの症状だと気付かずに、気のせいだと過ごしていることもあるのです。
そして積み重ねが大きなストレスとなり、うつ病や躁うつ病(双極性感情障害)を発症しているケースが少なくありません。

限局性学習症(SLD)の症状や特徴

限局性学習症(SLD)の症状や特徴
限局性学習症(SLD)の症状や特徴

限局性学習症(SLD)とは以前「学習障害(LD)」と呼ばれてきたもので、最新のDSM-5(アメリカ精神医学会の精神疾患の診断基準・診断分類)において名称が変更されています。
「読み」「書き」「計算」などの学習が極端に苦手である症状のことを指しており、単に成績が悪かったり、勉強が苦手だったりするというものではありません。
おおまかには「読み書き」と「計算」の障害に分けることができます。
特に「読む」ことが困難であるケースが多く、苦手というものではなく文字の形自体を認識することが難しく、思い出すことも困難であるといった特徴を持っています。
「計算」の場合においては、暗算や筆算、文章問題などを解くことが難しいのですが、子供の頃には単に苦手と捉えられたり、努力や勉強不足とやり過ごされてしまったりするケースも少なくありません。
大人の場合であれば、読みやすくするためにマーカーを用いることや、画像や図などを入れて理解しやすくするなどの工夫が必要となります。
書くことが難しい場合には、音声で記録することや手書きではなくパソコンなどに記録しておくことも有効になります。
計算においては機械的に計算ができるようにしておくことも必要です。

大人の発達障害はうつ病を併発する?

大人の発達障害は、周りがうまくサポートしてきたり、それほど深刻に捉えられなかったりしたことによって、気付かれず大人になったということが少なくありません。
また子供のときから症状に悩み続けてきたものの、その悩みの理由が自身では理解できず、現在も悩み続けているということがあります。
いずれにおいても生きづらさを感じるシーンは多くあり、学生から社会人となって社会の厳しさについていくことができずストレスとなって、うつ病を発症してしまうことがあります。
うつ病の場合には治療が必要となり、放置していると悪化してしまいますので、速やかに精神科や心療内科などに受診することが大切です。

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大人の発達障害とうつ病の関係性

大人の発達障害の場合、周りからは「ちょっと変わった人」「個性が強い人」と感じられることが多く、なかなか周囲に症状を理解してもらうことができません。
また自身でもその症状の原因に気付いていない場合には、なぜ周りの人たちとあわせて過ごすことができないのか大きな悩みとなってしまい、ストレスとなってしまうのです。
その結果、生きづらさや不安を感じてしまい、うつ病を発症してしまうことがあり、仕事に行けなくなったり、自傷行為に及んだりといった二次障害を引き起こしてしまうのです。
うつ病を発症してしまった場合には、不安感がとても強くなってしまい、抑うつ症状、意欲の減退、絶望感などの精神症状が顕著となります。
睡眠がうまく取れなくなったり、食欲がなくなったり、頭痛に襲われるといった、身体症状が現れることも少なくありません。
このように大人の発達障害とうつ病には密接な関係がありますが、発達障害の症状に隠れてしまって、うつ病に気付けないということがあるので注意が必要です。

うつ病のセルフチェック

うつ病は心の病と言われることもあり、不安や抑うつ症状は「自分の甘え」「怠け」「努力の足りなさ」とされてしまうことがありますが、正しくは「脳の病気」です。
つまり、心の持ちようで治るようなものではなく、うつ病を発症している場合においては適切な治療に取り組まねばならないのです。
そのため、症状に気付くためにうつ病のセルフチェックはとても重要です。

  • 「不安で仕方がなく、職場にいけない」
  • 「仕事があるのにやる気がなく、憂鬱になってしまう」
  • 「先のことを考えると、悲観的になってしまう」

発達障害の症状に悩んでいる中で、このような精神症状が2週間以上も続いているようであれば、すでにうつ病を発症させている可能性があります。

うつ病は精神科・心療内科での治療が必要です

うつ病は精神科・心療内科での治療が必要です
うつ病は精神科・心療内科での治療が必要です

うつ病は心の弱い人だけが発症するというものではなく、風邪を引くように誰もが発症する可能性のあるものです。
もしも、気になる症状が2週間以上続いているようであれば、うつ病を疑ってみて、心療内科や精神科を受診するようにしましょう。
うつ病を発症すると、不安感や抑うつ症状がとても強くなり、意欲の減退、絶望感、ひどい落ち込みといった精神症状に加えて、睡眠障害や頭痛、食欲の減退などといった身体症状も現れます。
うつ病は脳内の神経伝達物質の働きが悪くなることによって症状が現れますので、「気のせい」「心の持ちよう」といったものではなく、専門的な治療を受けなければ改善することはないのです。
うつ病は放置し続けていると、どんどん悪化し、治りにくくなってしまいます。
うつ病かもっと心配な場合には、うつ病治療専門クリニックである新宿ストレスクリニックにご相談ください。

ストレスやうつ症状について
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薬に頼らないうつ病治療なら
新宿ストレスクリニックへ

ストレスやうつ病の症状にお悩みであれば、新宿ストレスクリニックにご相談ください。
薬に頼らない「磁気刺激治療(TMS)」、脳の血流量でうつ病を診断サポートする「光トポグラフィー検査」に取り組んでおり、身体に負担をかけず安心して取り組めるうつ病治療を提供しています。
磁気刺激治療(TMS)は、治療時間はわずか20分程度であり、入院せずに通院しながら治療に取り組むことができます。
品川本院は夜8時まで、名古屋・梅田院であれば夜7時まで、しかも土日祝日であっても診療可能ですから仕事帰りや休日でも安心して通院が可能です。

身体に負担をかけない新しいうつ病治療
「磁気刺激治療(TMS)」

新宿ストレスクリニックでは、薬に頼らない治療法「磁気刺激治療(TMS)」に取り組んでいます。
すでに精神科や心療内科で治療を受けている方も多いのではないでしょうか。
一般的なうつ病治療の場合では、抗精神薬や抗うつ薬を用いた治療が中心となっており、薬の種類や内容量を調整することが難しく、効果が現れるまでにある程度の期間を要します。
その間に副作用に悩まされてしまうこともあります。
新宿ストレスクリニックの「磁気刺激治療(TMS)」では、脳内の働きが弱まっている部位に直接磁気刺激を与え、活発化させながらうつ病の症状を改善させていきます。
既に薬を服用している方は、併用しながら、薬の量を減らしていく治療になります。
うつ病は脳の働きが弱まる病気です。脳内の働きに異常がみられる部位に対して、ピンポイントで治療することができるのです。
一回の治療時間は20分程度と早く、しかも治療効果の実感は早いため、一週間程度で効果を実感する人も少なくなくありません。
副作用もほとんど見られませんので安心して治療に取り組めます。
成人だけではなく、未成年(12歳以上の中学生から)、高齢者、妊産婦などへの提供も可能となっている、身体に優しい治療法なのです。

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うつ病の診断サポート
「光トポグラフィー検査」

新宿ストレスクリニックでは、うつ病を診断するサポートとして「光トポグラフィー検査」を導入しています。
脳の血流量の変化をグラフデータによって的確に捉えることができ、医師の問診とあわせて、正確なうつ病の診断を可能としています。
一般的なメンタルクリニックや心療内科では、主治医の問診だけでうつ病の診断を行います。
しかしそれだけでは双極性障害(躁うつ病)など、よく似た別の疾患と区別することは難しいのです。
実際に誤診してしまって適切な薬が処方されず、効果がいつまで経っても見られないということが大きな問題となっています。
光トポグラフィー検査では、脳内の血流状態を正確に捉え、うつ病の正確な診断が可能となっており、いち早く適切な治療に取り組むことができます。
新宿ストレスクリニックは「磁気刺激治療(TMS)」「光トポグラフィー検査」を専門に行なっているクリニックです。 ぜひお気軽にご相談ください。

状態を正確に知ることが大切です!
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本 将昂

【監修】本 将昂医師

2011年京都大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニックの名古屋院院長。それぞれの患者さんにとって何か最善であるかを考え、患者さんfirstの精神で治療を行います。
精神保健指定医 日本精神神経学会認定精神科専門医

■関連リンク

本 将昴医師が在院する新宿ストレスクリニック名古屋院のページはこちら

新宿ストレスクリニックはうつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や薬を使わない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。
うつ病の状態が悪化する前に、ぜひお気軽にご相談ください。

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