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コロナ禍で自殺者が増加!女性に広がる「うつ病」

コロナ禍で自殺者が増加!女性に広がる「うつ病」
コロナ禍で自殺者が増加!女性に広がる「うつ病」

今年の4月以降、コロナ禍の影響とみられる自殺者数が増加傾向にあります。
警察庁が発表した2020年10月の集計データによると、特に女性の自殺者数増加傾向が顕著に現れており、現在多くの専門家が危惧しています。
新型コロナウイルス(COVID-19)による影響は、果たしてどこまで広がっていくのでしょうか。

日本の自殺者数は
増加傾向

警察庁の発表によりますと「令和2年の月別自殺者数について(10月末の速報値)」で、2020年4月と2020年10月の自殺者数を比較すると、女性が1.93倍、男性が1.23倍となり、特に女性の自殺者数が急増しています。

女性の自殺者数増加は
仕事の影響も大きい?

2020年4月以降、女性の自殺者数が増加している背景には「職業」ひいては「雇用形態」も関係していると言われています。
コロナ禍に伴う経済縮小では、特に観光・宿泊・外食・小売りなどの業種が大きな打撃を被っています。これらの業種では、もともと非正規で働いている女性が多く、こうした人たちが雇い止めにあっているケースが少なくないとみられます。
総務省統計局発表(令和2年9月分結果)の労働力調査によると、2020年9月の完全失業率は3.0%と、2019年の2.4%から増加しており、完全失業者数は8カ月連続増加し続けています。
しかし内訳を見ますと、正規職員の対前年同月比増減はむしろ6月以降も増え続けており、失業率の増加は非正規職員の減少が主要因であると考えられます。 もともと景気動向と自殺者数は相関関係があるとされていますが、今回のコロナ禍では女性の雇用を直撃した形となり、女性の自殺者数増加との関連性が指摘されています。

自殺には複合的な原因が存在するケースが多い

自殺には複合的な原因が存在するケースが多い
自殺には複合的な原因が存在するケースが多い

「死にたい」と考える原因や背景は単純ではありません。
自殺を選んだ人の多くが追い込まれた末の結果であり、下記のような様々な問題が複合的に発生・連鎖することで自殺に至るケースが多く存在します。

経済・生活問題
借金をかかえている
生活苦による悩み
家庭問題
夫婦関係が悪化した
家族の将来を悲観してしまう
学校問題
成績不振
進路に対する悩みがある
勤務問題
労働環境
職場の人間関係に悩みがある
男女問題
失恋した
交際に対して悩みがある
健康問題
うつ病を発症してしまう
身体の病気

自殺行動に至った人の直前の心の健康状態をみると、その多くは様々な悩みにより心理的に追い詰められた結果、抑うつ状態にあったり、うつ病、アルコール依存症等の精神疾患を発症していたりと、これらの影響により正常な判断を行うことができない状態となっていることが明らかになっています。
そして、このような状況に陥ることは、誰にでも起こり得ます。
大切な家族や友人が苦しい状況にあるとき、もしかしたら自殺を考えているのでは、と何かを感じた場合は、話をきくなど手を差し伸べることで、思いとどまらせる可能性があるかもしれません。

コロナ禍でうつ病患者が増加!
対策法とは

コロナ禍でうつ病患者が増加!対策法とは
コロナ禍でうつ病患者が増加!対策法とは

2020年8月に株式会社eヘルスケアが行ったインターネット調査によると、コロナ禍での生活環境変化の影響で増えた疾患について、全国の医師に尋ねた結果、4割近くの医師が「精神疾患」をあげて最多だったことが判明しました。
感染者の後遺症と推測されるメンタル面の症状では「悪夢を見る」「うつ状態」「常にコロナにおびえている精神状態」などが報告されています。
このように、コロナ禍で生活環境が変化した結果、うつ病を発症してしまう人が増加傾向となっています。
感染症という目に見えない脅威に対する恐怖と、社会的混乱で環境が変化するストレスの中、わたしたちはうつ病の発症リスクを回避するために、いったいどのようなことを意識して生活をすれば良いでしょうか?

対策①:定期的なセルフチェックをする

コロナ禍における社会的・経済的影響が長期化すると、わたしたちの健康状態に大きく影響していくことは十分に考えられます。
今まで通りの日常生活を送っていたはずが、コロナ禍によってあぶりだされた問題により、知らず知らずのうちにうつ病を発症してしまうこともあるでしょう。
そのような状況に陥らないためにも、自身の健康状態を定期的にチェックし、まずはうつ症状に「気付くこと」が大切です。
当サイト内に、うつ病の自己診断(セルフチェック)ができるページもご用意しておりますので、ぜひご利用ください。
30秒ほどで簡単に、うつ病の疑いがあるかどうかを確認できます。

対策②:適度な運動をする

ウォーキングやジョギングなどの、一定のリズムで体を動かす有酸素運動により、脳の情報伝達バランスを整える重要な「セロトニン」と呼ばれる神経物質の働きが活性化します。
セロトニン神経系が活性化されて脳内のセロトニン量が増えると、不安や抑うつ感が改善されることが分かっています。
運動の激しさや、時間に比例して効果が上がるわけではなく、自分のペースに合わせた適度な運動が最適です。
週に1~2時間の運動でも、うつ病の発症を軽減できると言われています。
また「日光を浴びる」ことも重要です。
特に秋から冬にかけては、日照時間が短くなる関係で「冬季うつ」を発症してしまうケースも多くみられ、日光を浴びて運動をすることがうつ症状の防止に効果的です。
運動をすると気分のリフレッシュにも繋がるため、休日には意識して体を動かす予定を立てみてはいかがでしょうか。

対策③:誰かに相談をする

・家族や友人に相談する、一緒に過ごす
現在抱えている悩みを身近な家族に話すことで、ストレスが和らいだり、あなたがストレスを感じずにリラックスできる環境づくりに協力してもらえたりすることもあるでしょう。
また、仲の良い友人と一緒に食事をして楽しい時間を過ごすことで、ストレス解消にも繋がります。
・悩みを相談できる窓口を利用する
厚生労働省のホームページには、電話もしくはSNSによる相談窓口が設置されています。
悩みを抱えている人の事情や年代、電話受付時間などに合わせて選ぶことが可能です。
家族や友人などの身近な人には相談しづらい状況であれば、利用してみると良いかもしれません。
・心療内科・精神科などの専門機関に診察してもらう
心療内科・精神科に相談し、うつ病かどうかを診察してもらいましょう。
既にうつ症状で悩んでいるという場合には、自分にとって信頼できる主治医や専門機関での正確な診断が必要です。一人ひとりうつ症状の原因も異なるため、自身に合った治療やアドバイスが何よりも重要です。

ストレスやうつ症状について
ぜひご相談ください!

うつ病専門クリニックの
新宿ストレスクリニックへご相談を

うつ病を客観的に診断サポートできる
「光トポグラフィー検査」

うつ病の診断には、医師による正確な診断が必要です。
新宿ストレスクリニックが問診と合わせて行う、厚生労働省認可の装置を用いた「光トポグラフィー検査」は、うつ病を客観的に診断サポートすることのできる検査です。
光トポグラフィー検査は安全な遠赤外光で頭部の血流を測定し、健常・うつ病・双極性障害(躁うつ病)・統合失調症のパターンでそれぞれ判別することで、脳の状態のより正確な診断が可能となっています。
長くにわたって医師の問診で診断されてきたうつ病の診断も、光トポグラフィー検査機器の使用によりグラフデータで診断することができるようになってきました。
「自身がうつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症なのかを知りたい」
「セカンドオピニオンとして検査を受けたい」
「ストレスを感じており、グラフデータでうつ病かどうか知りたい」
という方が多く光トポグラフィー検査を受けられています。
光トポグラフィー検査の時間はおよそ15分間で、新宿ストレスクリニックでは基本的に当日中に検査結果をお渡ししておりますので、検査を受けてからすぐに現在の状態を把握することができます。

状態を正確に知ることが大切です!
うつ病かどうかをグラフデータで診断サポート!

薬に頼らない
「磁気刺激治療(TMS)」

うつ病治療には抗うつ薬による治療が一般的に行われていますが、新宿ストレスクリニックでは、薬に頼らない「磁気刺激治療(TMS)」を専門に治療を行っています。
ストレスを感じている状態が継続的に続くと脳の働きが低下し、うつ病や抑うつ状態を引き起こす原因になります。
磁気刺激治療(TMS)は、脳に磁気をあて脳の働きを回復させることで、うつ病を改善させる治療です。
抗うつ薬の服用による治療では、頭痛・吐き気・食欲不振などの副作用に悩む方もみられます。しかし、磁気刺激治療(TMS)は副作用がほとんどなく、安全に治療を受けられます。
治療時に頭皮の部分的な痛み(違和感)を感じる方もいますが、軽度のものであり、治療回数を重ねることにより痛み(違和感)は気にならなくなる方がほとんどです。

短期間の治療が可能です!
薬に頼らない新たなうつ病治療があります!

少しでも「うつ病かも?」と感じたらご相談を

うつ病治療には早期の対処が重要になります。
「憂鬱な気分が続いている」「イライラしやすくなり集中力がなくなった」など、自身の変化に気付いた場合は、早期に心療内科・精神科などの専門機関へご相談することをおすすめします。
新宿ストレスクリニックは新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」に特化した専門クリニックとして、これまで数多くのうつ病患者の治療に携わってきました。
経験豊富な医師、臨床心理士、専門スタッフが、患者様一人ひとりに合わせたきめ細かな対応に努めておりますので、どなた様でも安心してご相談ください。

ストレスやうつ症状について
ぜひご相談ください!

本 将昂

【監修】本 将昂医師

2011年京都大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニックの名古屋院院長。それぞれの患者さんにとって何か最善であるかを考え、患者さんfirstの精神で治療を行います。
精神保健指定医 日本精神神経学会認定精神科専門医

■関連リンク

本 将昴医師が在院する新宿ストレスクリニック名古屋院のページはこちら

新宿ストレスクリニックはうつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や薬に頼らない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。
うつ病の状態が悪化する前に、ぜひお気軽にご相談ください。

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