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「コロナ倒産」による「コロナ失業」や「コロナ解雇」をきっかけにうつ病を発症する人が増加!?

「コロナ倒産」による「コロナ失業」や「コロナ解雇」をきっかけにうつ病を発症する人が増加!?
「コロナ倒産」や「コロナ失業」をきっかけにうつ病を発症する人が増加!?
「コロナ倒産」や「コロナ失業」をきっかけにうつ病を発症する人が増加!?

2020年5月14日、政府は新型コロナウイルス感染症の対策として、全国に発令していた緊急事態宣言を39県について解除しました。一方、東京、北海道、大阪、神奈川、埼玉、千葉、兵庫の8都道府県について解除は見送りになりました。
外出自粛の要請、施設や店舗への休業要請、イベントの開催自粛、企業へのテレワーク推奨などが継続して行われます。
そのような状況の中で、新型コロナウイルスの影響による経済状況の悪化から、倒産や失業が増えています。
8都道府県においては、「コロナ倒産」や「コロナ失業」が一層深刻な状況になる恐れが懸念されます。

「コロナ倒産」や「コロナ失業」の現状と今後

「コロナ倒産」や「コロナ失業」の現状と今後
摂食障害「コロナ倒産」や「コロナ失業」の現状と今後とうつ病について

東京商工リサーチの調査によりますと、新型コロナウイルスの関連倒産が2020年5月18日現在、全国で156件に達しています。
宿泊業と飲食業に集中していますが、特に中小企業は経営体質がぜい弱であることから、今後も経営破たんが拡大することが懸念されています。
自粛要請の中で休業を選ぶケースも多くなっていますが、休業しても何の補填を受けることができない状態で営業し続けている店舗が少なくありません。

新型コロナウイルスの影響による企業の業績悪化は倒産だけではなく、リストラや内定取り消しにも繋がっています。
特に深刻なのがパート・アルバイト・派遣・契約社員といった非正規労働者です。
突然解雇されるような状況も報道されており、非正規労働者に依存している企業が多いことから、今後も失業者が増える可能性が考えられます。
政府は企業に対して雇用支援対策などを打ち出しましたが、経営努力だけでは不振を脱することができない状況となっています。
このような状況から「コロナうつ」を発症することが懸念されています。また感染がおさまったとしても、うつ病の患者は増えるのではないかと考えられています。

うつ病発症のメカニズムと
うつ病になりやすいタイプとは

うつ病発症のメカニズムとうつ病になりやすいタイプとは
うつ病発症のメカニズムとうつ病になりやすいタイプとは

新型コロナウイルスの影響による「コロナ倒産」や「コロナ失業」でうつ病患者が増加すると懸念されています。
冒頭から述べてきた通り、これから倒産・失業者が増えてしまうリスクが高くありますから、そのような状況に置かれている方は十分な注意が必要です。
うつ病はストレスをきっかけに発症することが多いですが、決して「我慢が足りない」「甘えている」というものではありません。
うつ病は「心の風邪」と表現されることがありますが、正確には「脳の病気」であるということを理解しておく必要があります。なぜ倒産や失業によってうつ病を発症させてしまうのか、そのメカニズムをみていきたいと思います。

「コロナ倒産」や「コロナ失業」によるうつ病発症のメカニズム

うつ病の発症は、まだ完全に解明された訳ではありませんが、脳の神経伝達物質の働きが悪くなることが原因であると考えられています。
実際、うつ病患者の脳内を調べてみると、健康的な人と比べて血流量が悪くなっていることが分かります。
そのような状態になってしまう要因として、置かれている環境によるものと身体的な要因があると考えられます。

  • 環境要因
  • 身体的要因

環境要因としては、まさに「コロナ倒産」や「コロナ失業」がそれにあたります。
働いていた会社が倒産したり、会社の業績が悪くなり失業してしまったりした場合には、大きなストレスとなってしまい、それが要因となってうつ病を発症させてしまいます。

身体的要因としては、慢性的な疲労やホルモンバランスの変化が挙げられます。
「コロナ倒産」や「コロナ失業」によって疲れ果ててしまうということがあるでしょうし、女性の方であればホルモンバランスを崩してしまう可能性もあるでしょう。

また、社会が混乱している中で疲れてしまう、いわゆる「コロナ疲れ」がうつ病を発症させる要因になってしまうこともあるのです。
もちろんストレスそのものが悪いものではありませんが、倒産や失業によって先が見えなくなることで大きな不安を抱えてしまい、うつ病発症の原因となってしまいます。
決して自分の弱さによって発症させてしまうものではありません。誰しもが発症させてしまう可能性があるのです。

うつ病になりやすいタイプとは

誰しもが発症させる可能性のある「うつ病」。しかしうつ病を発症させてしまいやすい性格傾向があると考えられています。

  • 几帳面
  • 凝り性
  • 生真面目
  • 曲がったことが嫌い
  • 常識を重んじる
  • 円満な関係を重視する

このような性格傾向に加えて、倒産や失業などといった大きなストレスが積み重なることで、うつ病の発症リスクが高くなってしまうことがあります。
このような性格の方であれば、うまくストレスを回避できるように気を付けておかねばなりません。

「コロナ倒産」や「コロナ失業」に
負けないうつ病対策

「コロナ倒産」や「コロナ失業」に負けないうつ病対策
「コロナ倒産」や「コロナ失業」に負けないうつ病対策

新型コロナウイルスは今後も減少していくのか、あるいは再び拡大していくのかまったく先が読めない状況です。
その中で、倒産や失業してしまうことで、先行きが不安となってしまい、うつ病を発症させる原因となってしまいます。
うつ病を発症させないために最も大事なことは、ストレスや不安をうまくコントロールすることにあります。
仮に失業してしまったとしても過剰にストレスを感じないようにし、就職活動などできることに取り組んでいくことが大事になります。

心身の緊張感を解きほぐすために、意識して呼吸を整えることがひとつの方法です。
ゆっくり長く呼吸するようにし、息を吐き出す際に不安も一緒に吐き出しているイメージをします。
不安が強いのであれば、その不安を抱えている自分を客観視し、客観視している自分が本当の自分であると考えることも効果的です。

うつ病かどうかセルフチェックしてみよう!

新型コロナウイルスの影響で倒産や失業してしまった後、うまく転職できなかったことによって、心身に疲れやストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。
「甘えたことを言っていられない」「気を取り直して進まなくてはいけない」と強く感じすぎてしまうと、さらに緊張感が高まってしまいます。
不安感が強くなり、知らない間にうつ病を発症させてしまうこともあります。
不調を感じているのであれば、まず自分の心身の状態を知って、適切に対処することが大事です。

精神面・身体面の不調のチェック

精神面においては、以下のような不調を感じないでしょうか。

  • 先のことを考えたら不安で仕方がない
  • 「自分は悪くないのに…」と強く憤りを感じる
  • どうすればいいのか分からず落ち着かない
  • 報道をみると悲観的になる
  • また同じことを繰り返すのでは?と自信が持てない
  • 一人でいると死にたくなってくる
  • 何をする気にもなれない
  • 集中して取り組むことができない

精神面においては、以下のような不調を感じないでしょうか。

  • ぜんぜん疲れが取れない
  • 眠れない、寝ても途中で起きてしまう
  • 頭痛や肩こりが酷くて治らない
  • 食欲がわかない
  • めまいや耳鳴りで悩まされている

これらの症状は、倒産や失業などによる一時的な疲れだと考えているのかもしれませんが、うつ病のはじまりかもしれません。
特に生真面目や几帳面な方であれば、そんな状況においても頑張ろうとしているのではないでしょうか。
これらのサインに早く気づいて対処することが必要です。

うつ病は早めの検査・治療が必要です

うつ病になってしまう方の多くに「自分の甘え」「気の持ちようで治る」といった考えによるものがあります。
うつ病は「心の風邪」と呼ばれることがありますが、正確には心の病気ではなく、脳の働きが悪くなることによる「脳の病気」なのです。

きっかけとしては、倒産や失業などのストレスによるものなのですが、脳の働きに対する適切な治療を行わなければ、よくならずに悪化させてしまうことがあります。
特に新型コロナウイルスによって多くの自粛が続く中、気を張った状態のまま活動し続けていることは、うつ病にとっては一番良くないことです。
そのため気になる症状が現れているようであれば、早めに心療内科や精神科のクリニックにて検査や治療を受けることが必要です。

ストレスやうつ症状について
ぜひご相談ください!

「コロナ倒産」や「コロナ失業」による
ストレス・うつ病は
新宿ストレスクリニックへご相談を

新宿ストレスクリニックは、ストレス・うつ病専門のクリニックであり、薬に頼らず負担の少ないうつ病の治療法「磁気刺激治療(TMS)」に取り組んでいます。
「コロナ倒産」や「コロナ失業」によって、気になるうつ症状がある方であれば速やかにご相談ください。
うつ病は早期発見すれば、それだけ早く改善させることができます。放置し続けていると、さらに悪化し、治りにくくなってしまいます。
心療内科や精神科の受診は必要な外出です。
外出自粛ムードが続いている中でも、受診するような心がけが大切です。

新宿ストレスクリニックでは、新型コロナウイルスへの対策として、安心して患者さんに来院していただくための対策を徹底しています。詳しくはこちらをご覧ください。

また、「患者様へのお知らせ」にて随時最新情報を更新していますのでご確認ください。
重いうつ症状の方は、できるだけ早くうつ病の治療に取りかかることが重要です。

薬に頼らない新しい治療法『磁気刺激治療(TMS)』について

磁気刺激治療(TMS)は、うつ病の新しい治療として注目されている治療法です。

新宿ストレスクリニックで取り組む「磁気刺激治療(TMS)」とは、脳内の機能が低下している部分に直接磁気刺激を与えるもので、活性化させることによってうつ症状を改善させることが可能です。

治療期間の目安は1か月半~6か月程度。一週間程度の治療で効果を実感する人も少なくありません。また治療時間は20分程度で済みますから、入院せずに通院治療することが可能です。
副作用もほとんど見られません。
成人だけではなく、未成年(12歳以上の中学生から)、高齢者、妊産婦などへの提供も可能な身体に優しい治療法となっています。

抗精神薬や抗うつ薬を用いて治療している方の中で、なかなか効果が現れない、副作用に悩まされているという方についてもご相談ください。
薬剤治療を続けながらでも、磁気刺激治療(TMS)に取り組むことが可能です。

短期間の治療が可能です!
薬に頼らない新たなうつ病治療があります!

脳の状態を的確に捉える「光トポグラフィー検査」

光トポグラフィー検査は、脳の血流を数値でグラフ化する厚生労働省認可の検査です。

新宿ストレスクリニックでは「光トポグラフィー検査」を導入し、主治医の問診のサポートとして活用しています。
光トポグラフィー検査とは脳の状態を客観的に捉えることができる装置で、脳の血流量をデータ化することができます。
的確にうつ病と診断することができますので、適切な治療に結び付けることができます。

一般的なメンタルクリニックや心療内科で行われる問診では誤診も多く、適切な薬が処方されずに治療に取り組んでいるということも少なくありません。
薬物治療に取り組んでいるのになかなか効果が現れないということでしたら、ご相談いただきたいと考えております。

状態を正確に知ることが大切です!
うつ病かどうかをグラフデータで診断サポート!

参考:

渡邊 真也

【監修】渡邊真也医師

2008年大分大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニックの統括院長・本院院長兼務。患者様を大切にし、安心できる医療を一番に考えており、正確な診断、適切な治療方針の提供。精神保健指定医

■関連リンク

渡邊真也医師が在院する新宿ストレスクリニックの「当院の診療について」ページはこちら

新宿ストレスクリニックはうつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や薬を使わない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。
うつ病の状態が悪化する前に、ぜひお気軽にご相談ください。

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