トレドミン
(ミルナシプラン)

トレドミン(ミルナシプラン)

トレドミンの主な特徴

効果    低 ★★☆☆☆ 高
副作用   少 ★★★☆☆ 多

国内初のSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)であり、
セロトニンに加えノルアドレナリンに作用するため、意欲や興味・関心の改善に効果があるとされています。副作用が少なく、比較的安全性の高い抗うつ薬です。

トレドミンはどんな薬?

トレドミンはどんな薬?

SNRIに分類され、有効成分はミルナシプランです。うつ病、うつ状態、鎮痛補助などに効果がある薬です。

飲みはじめから、早い段階で効果が現れ、飲み続けると脳内に作用し、脳内の神経伝達物質をつかさどるセロトニン、ノルアドレナリンの働きを増強させ、脳内の神経伝達をスムーズにし、抑うつ気分や不安を和らげ、意欲を高めていきます。

トレドミンの半減期は8.2時間、最高血中濃度到達時間は2~3 時間です。作用時間が短いので、1日に2~3回に分けて、食後に服用していきます。

成人は1 日25mg より開始し、1日100mgまで増量していきます。高齢者には1 日25mg より開始し、1日60mgまで増量していきます。

初発例でも年単位で内服を維持する必要がありますが、症状が安定すれば、次第に減らし、終了も可能です。2 回、3 回と再燃を繰り返すケースでは、さらに長期の内服継続が必要となります。

  • <メリット>

    ・比較的効き目はマイルドである
    ・不安や緊張した気分をほぐして気持ちを楽にする
    ・旧来の抗うつ薬にみられる不快な副作用が少ない
    ・慢性疼痛に対する鎮痛補助効果も期待できる

  • <デメリット>

    ・飲み始めには賦活症候群(気分の高揚・躁転など)が起こりやすい
    ・排尿障害が起きやすい
    ・離脱症状に注意が必要

トレドミンの基本情報

ドレトミンについて詳しい情報は、下記をクリックの上ご覧ください。
なお、ドレトミン以外のSNRIの薬として、他にもサインバルタイフェクサーがあります。

トレドミンの基本情報

トレドミンについてのQ&A

トレドミンが効かないのですが、薬が合わないのでしょうか?
薬は初期用量として1日25mgという少量から処方し、副作用が出ないことを見定め、成人で必要な人には1日100mgまで少しずつ増やしていきます(高齢者には1日60mgまで)。
トレドミンの調整は、薬の効果を見極めながら精神科医師が行います。一定量のある薬が効くかどうか確かめるために数週間はかかります。合う薬が見つかるまで数ヶ月かかる場合も時々あります。自己判断で服用は止めずに、必ず主治医に相談しましょう。
トレドミンを服用中、アルコールのお酒は飲めますか?
飲酒はトレドミンの作用を強めることがあります。控えるようにしましょう。
トレドミンを服用したら、痩せますか?それとも、太りますか?
トレドミンは、体重増加しにくい抗うつ薬であるといえます。
ただし飲み始めの数ヶ月は、胃腸障害の副作用によって食欲が落ちる影響を受けて、痩せることがみられます。また、トレドミンの服用を一定期間続けると、精神症状が改善し食欲が増加することから体重が増加しやすくなります。
急激な体重減少・増加があった場合は、主治医に相談してください。
トレドミンを服用すると排尿障害になるのですか?
トレドミンは、ノルアドレナリンを増加させる作用によって、交感神経が優位となって尿を出しにくくなることがあります。
特に高齢の男性は、前立腺肥大に加えてトレドミンによる作用が働くことによって尿閉が重なると、強い排尿障害が出現してしまうことがあります。
排尿障害が認められた場合には、主治医に相談してください。

薬で改善しない方へ

トレドミン服用者の声

ツイッターではトレドミンを服用されている方が多くつぶやいています。効果があった方もない方もつぶやいていますので、やはり効果には個人差があるようです。

薬の服用が不安な方は
薬に頼らない選択肢があります!

薬に対する抵抗や薬の副作用に苦しむ方にこそ、効果が期待できる新たな治療法があります。それは磁気刺激治療(TMS)です。
磁気刺激治療(TMS)は、機能低下した脳に磁気刺激を与えることにより、脳の動きを回復させることで、ストレスやうつ病を改善する治療です。
治療期間は、個人差もございますが、1ヶ月半~6ヶ月で副作用もほとんどなく、リラックスして受けられる治療です。長期間うつ病で苦しんでいた方が短期間で改善する可能性が高い治療です。
磁気刺激治療(TMS)の専門クリニックとして、新宿ストレスクリニックがあります。
薬の服用を開始するにあたって不安な方はぜひ当院へご相談ください。
また薬の副作用で悩んでいる方、なかなか薬の効果が実感できない方などはセカンドオピニオンとしてお気軽にお問合せください。

渡邊 真也

【監修】渡邊真也医師

2008年大分大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニック 統括院長・本院 院長兼務。患者様を大切にし、安心できる医療を一番に考えており、正確な診断、適切な治療方針の提供。精神保健指定医

新宿ストレスクリニックでは、うつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や新たな薬を使わないうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。抗うつ薬でご不安な方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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