リフレックス
(ミルタザピン)

リフレックス(ミルタザピン)

リフレックスの主な特徴

効果    低 ★★★★☆ 高
副作用   少 ★★☆☆☆ 多

主成分はミルタザピンであり、NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)に分類される抗うつ薬です。
脳内の神経伝達をスムーズにし、憂うつな気分を和らげ、意欲を改善する薬です。

リフレックスについて、薬の効果や副作用、服用時の注意点など、詳しく説明しています。

リフレックスはどんな薬?

リフレックスの効果と副作用

リフレックスはどんな薬?

NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)に分類され、有効成分はミルタザピンです。うつ病、うつ状態の治療に効果が期待できる薬です。

この薬は、飲み続けることで脳内に作用し、脳内の神経伝達物質をつかさどるセロトニン、ノルアドレナリンの働きを増強させ、脳内の神経伝達をスムーズにします。セロトニンの働きによって不安や落ち込みを和らげ、ノルアドレナリンの働きによって、意欲や気力を高めていきます。さらに抗ヒスタミン作用によって、眠気や食欲を増進させます。

リフレックスは、国内では2009年に発売された薬で、NaSSAはほかにレメロンがありますが、2社が共同開発した薬ですから共に先発品であり、ジェネリック医薬品は販売されていません。

リフレックスの半減期は32時間、最高血中濃度到達時間は1時間ですので、服用から33時間程度で血中濃度は半減されることになります。そのため、1日1回の服用で効果は持続します。

薬の血中濃度は、飲み続けていくことで安定していきます。半減期からおよそ4~5倍の時間で安定するといわれますので、安定には5日ほどかかります。

副作用として眠気やめまいが起こることがありますから、服用後は自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事しないように注意しましょう。特に飲み始めは数日間をピークにして強い眠気が起こることがあります。

リフレックスの服用

長期服用については、成人は1日1回1錠(15mg)から始め、1週間以上服用継続後に1日1~2錠(15~30mg)まで増量していきます。年齢・症状により1日45mgを超えない範囲で適宜増減されます。増量は1週間以上の間隔をあけて行われ、1日用量として15mgずつ増量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

初発例でも年単位で内服を維持する必要がありますが、症状が安定すれば、次第に減らし、終了も可能です。2回、3回と再燃を繰り返すケースでは、さらに長期の内服継続が必要となります。

  • <メリット>

    ・1日1回の服用で効果が期待できる
    ・不安や緊張した気分をほぐして気持ちを楽にする
    ・意欲や気力を改善することができる
    ・不眠や食欲低下に有効である

  • <デメリット>

    ・飲み始めには眠気が起こりやすい
    ・食欲増加して太りやすくなる
    ・口の渇き、けん怠感、便秘、めまいが起きやすい

リフレックスの基本情報

リフレックスについて詳しい情報は、下記をクリックの上ご覧ください。
なお、リフレックス以外のNaSSAの薬として、他にもレメロンがあります。

リフレックスの基本情報

  • 【薬効分類】

    NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)
    脳内の神経伝達をスムーズにし、憂うつな気分を和らげ、意欲を高める薬

  • 【有効成分】

    ミルタザピン

  • 【錠剤の形状】

    リフレックス15mg
    リフレックス30mg
    (黄色の錠剤、長さ10mm)

  • 【効能・効果】

    ・うつ病、うつ状態

  • 【主な用法・用量】

    ・うつ病、うつ状態

    • …1日1回 就寝時に経口投与
      1日15mg より開始し、1日45mgまで増量する。
      ※1日用量として15mgずつ増量する。
  • 【禁忌・原則禁忌】

    • ・モノアミン酸化酵素(MOA)阻害薬投与中あるいは投与中止後2週間以内
      (セロトニン症候群の恐れ)
    • ・過敏症
  • 【主な副作用】

    セロトニン症候群、錯乱、幻覚、せん妄、痙攣、重篤な肝障害、
    倦怠、傾眠、めまい、頭痛、嘔気、口渇、便秘、発汗など

  • 【薬価】※2019年1月時点

    リフレックス ・15mg錠:159.8円
    ・30mg錠:264.3円

    ※ジェネリック医薬品なし

  • 【注意事項】

    • ・眠気、めまい等が起こることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事しないよう注意すること。
    • ・妊婦又は妊娠している可能性のある婦人では、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合以外には投与しないこと。
    • ・アルコールは薬の作用を強めることがありますので、控えること。
    • ・他に薬などを使っている場合、お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性があるので、必ず担当の医師や薬剤師に相談すること。

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リフレックスについてのQ&A

リフレックスが効かないのですが、薬が合わないのでしょうか?

薬は初期用量として、成人は1日1回1錠(15mg)から始め、1週間以上服用継続後に1日1~2錠(15~30mg)まで増量していきます。年齢・症状により1日45mgを超えない範囲で適宜増減されます。増量は1週間以上の間隔をあけて行われ、1日用量として15mgずつ増量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

リフレックスの調整は、薬の効果を見極めながら精神科医師が行います。一定量のある薬が効くかどうか確かめるために数週間はかかります。合う薬が見つかるまで数ヶ月かかる場合も時々あります。自己判断で服用は止めずに、必ず主治医に相談しましょう。

リフレックスを服用中、アルコールのお酒は飲めますか?
飲酒はリフレックスの作用を強めることがあります。控えるようにしましょう。
リフレックスを服用したら、痩せますか?それとも、太りますか?
リフレックスは、食欲を増加させる作用がありますので体重増加しやすい抗うつ剤であるといえます。生活習慣を見直し、運動習慣を取り入れるなど工夫が必要です。
急激な体重減少・増加があった場合は、主治医に相談してください。
リフレックスを止める時には離脱症状が起こるのですか?
リフレックスを減量していく際には、離脱症状が認められることがあります。そのため長期間服用しているときの減量は、一気に行うことが難しく、少しずつ行っていく必要があります。
離脱症状が認められた場合には、主治医に相談してください。

薬で改善しない方へ

リフレックス服用者の声

ツイッターではリフレックスを服用されている方が多くつぶやいています。効果があった方もない方もつぶやいていますので、やはり効果には個人差があるようです。

薬の服用が不安な方は
薬に頼らない選択肢があります!

薬に対する抵抗や薬の副作用に苦しむ方にこそ、効果が期待できる新たな治療法があります。それは磁気刺激治療(TMS)です。

磁気刺激治療(TMS)とは、機能低下した脳に磁気刺激を与えることにより、脳の動きを回復させることで、ストレスやうつ病を改善する治療です。
磁気刺激治療(TMS)は、うつ病の約8割の方が軽症化し、「抗うつ薬が効かない」「薬の副作用がつらい」「薬の離脱症状が不安」といった方に最適な新たな治療方法です。治療期間は、個人差もございますが、1ヶ月半~6ヶ月で副作用もほとんどなく、リラックスして受けられる治療です。磁気刺激治療(TMS)の専門クリニックとして、新宿ストレスクリニックがあります。
長期間うつ病で苦しんでいた方が短期間で改善する可能性が高く、セカンドオピニオンとして相談する方も多くいらっしゃいます。

新宿ストレスクリニックでは、初回カウンセリングは無料で行い、現在のご状態を詳しくお伺いし、光トポグラフィー検査を一緒に行うことで、うつ病の正確な診断、そして治療を行っています。日頃のお悩みを医師に話すことで、気持ちがスッキリする可能性もあります。薬の服用を開始するにあたって不安な方はぜひ当院へご相談ください。
また薬の副作用で悩んでいる方、なかなか薬の効果が実感できない方などはセカンドオピニオンとしてお気軽にお問合せください。

ストレスやうつ症状について
ぜひご相談ください!

渡邊 真也

【監修】渡邊真也医師

2008年大分大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニックの統括院長・本院院長兼務。患者様を大切にし、安心できる医療を一番に考えており、正確な診断、適切な治療方針の提供。精神保健指定医

新宿ストレスクリニックでは、うつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や新たな薬を使わないうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。抗うつ薬でご不安な方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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