レクサプロ
(エスシタロプラム)

レクサプロ(エスシタロプラム)

レクサプロの主な特徴

効果     低 ★★★★☆ 高
副作用    少 ★★☆☆☆ 多

*上記の評価は、監修医師の主観を含む参考値です。

“セロトニンにより選択的に働く、
他のSSRIより抗不安作用が強いとされる。”

SSRIの1種であり、1日1回の服用で効果が期待できる。
しかし、胃腸障害が多く、心電図異常(QT延長症候群*)の注意喚起がなされている。

*無症状だが危険な不整脈につながりやすい状態

レクサプロはどんな薬?

レクサプロはどんな薬?

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類され、セロトニンの働きを高める作用のある薬です。うつ病、うつ状態、様々な不安障害、強迫性障害、月経前不快気分障害(PMDD)、外傷後ストレス障害(PTSD)などに効果がある薬です。

この薬は、セロトニンを増加させる作用に絞った薬です。セロトニンを高める作用のある薬で、うつ病以外の精神症状にも効果が期待できます。飲み始めてのすぐに効果は出ず、概ね2~4週間ほどかかります。

うつ状態の方には、気分の落ち込みや不安が出やすいので、使われることが多く、副作用もマイルドで離脱症状が出にくいことから、比較的使いやすい抗うつ薬になります。
気分安定に効果が期待でき、女性特有の月経前気分不快障害(PMDD)や、月経前緊張症(PMS)にも効果があり、女性との相性もよい抗うつ薬といわれています。

レクサプロの副作用は効果が出る前にあらわれることがあり、危険な副作用としては、25歳未満での服用は注意すべきであり、自殺衝動を誘発する可能性もあります。他にはてんかん発作や躁状態の誘発が危険な副作用として上げられます。

レクサプロは1日に1回服用を続けることで、少しずつ効果が期待できる薬です。
1日1回の服用はいつでも良いのですが、基本的には夕食後に服薬します。寝る前に服薬する変更もあります。10mgから開始することが多く、効果判定は服薬から2週間程度です。効果が不十分な場合は、10mgずつ増量していきます。

  • <メリット>

    ・効果と副作用のバランスが良い
    ・離脱症状が比較的少ない
    ・セロトニンを集中的に増やす

  • <デメリット>

    ・傾眠
    ・嘔吐や下痢といった胃腸障害が多い
    ・男性では性機能障害が起きやすい
    ・心電図異常(QT延長症候群)の注意喚起がなされている

レクサプロの基本情報

レクサプロについて詳しい情報は、下記をクリックの上ご覧ください。
なお、レクサプロ以外のSSRIの薬として、他にもパキシルジェイゾロフトデプロメールルボックスがあります。

レクサプロの基本情報

レクサプロについてのQ&A

レクサプロが効かないのですが、薬が合わないのでしょうか?
レクサプロを服用し、その後「合わない」と判断できるポイントは服薬を始めてから2週間程度効果を実感しない場合です。
副作用の吐き気・めまい・頭痛等が続く場合は、「合わない」と判断され、別の薬が処方されます。自己判断はしないよう、必ず主治医の指示通り服薬し、薬を変更しましょう。急に中止すると、不都合な症状(不安・焦燥・興奮・錯感覚など)がみられることがあります。
レクサプロを服用中、アルコールのお酒は飲めますか?
原則、アルコールと薬は併用しないことが大前提です。飲酒は他の抗うつ薬で作用の増強が報告されています。
レクサプロを服用したら、痩せますか?それとも、太りますか?
飲み始めの数カ月は痩せる傾向に行くことが多く、その後は代謝を落とす作用もあるので、太りやすい傾向にあることが報告されています。もともと太っていた場合は、やせる傾向にあることも報告されています。飲み始めの体重減少は、胃腸障害によって食欲が落ちる影響が大きいようで、長期に使って体重増加していくのは、精神症状が改善していくためとも考えられます。
レクサプロを服用するとEDになるってホントですか?
レクサプロは、男性の性欲低下・勃起不全・射精障害・オーガニズム低下がみられることが多いです。
特に性欲・欲望、性的興奮、絶頂といった反応が起こらなくなり、悩まれている方が多いです。ご状態によって、様子を見たり、減薬したり、飲み方を工夫したり、他の薬に変更・追加したりします。

薬で改善しない方へ

レクサプロ服用者の声

ツイッターではレクサプロを服用されている方が多くつぶやいています。効果があった方もない方もつぶやいていますので、やはり効果には個人差があるようです。

薬の服用が不安な方は
薬に頼らない選択肢があります!

薬に対する抵抗や薬の副作用に苦しむ方にこそ、効果が期待できる新たな治療法があります。それは磁気刺激治療(TMS)です。
磁気刺激治療(TMS)は、機能低下した脳に磁気刺激を与えることにより、脳の動きを回復させることで、ストレスやうつ病を改善する治療です。
治療期間は、個人差もございますが、1ヶ月半~6ヶ月で副作用もほとんどなく、リラックスして受けられる治療です。長期間うつ病で苦しんでいた方が短期間で改善する可能性が高い治療です。
磁気刺激治療(TMS)の専門クリニックとして、新宿ストレスクリニックがあります。
薬の服用を開始するにあたって不安な方はぜひ当院へご相談ください。
また薬の副作用で悩んでいる方、なかなか薬の効果が実感できない方などはセカンドオピニオンとしてお気軽にお問合せください。

渡邊 真也

【監修】渡邊真也医師

2008年大分大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニック 統括院長・本院 院長兼務。患者様を大切にし、安心できる医療を一番に考えており、正確な診断、適切な治療方針の提供。精神保健指定医

新宿ストレスクリニックでは、うつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や薬を使わない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。
抗うつ薬でご不安な方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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