ジェイゾロフト
(セルトラリン)

ジェイゾロフト(セルトラリン)

ジェイゾロフトの主な特徴

効果    低 ★★★☆☆ 高
副作用   少 ★★☆☆☆ 多

*上記の評価は、監修医師の主観を含む参考値です。

“薬物相互作用、中断症候群
共に少なく、使いやすい”

※南江堂「今日の治療薬2018年」参照

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類され、脳内の神経伝達を改善し、憂うつな気分を和らげ、意欲などを改善する薬です。

ジェイゾロフトはどんな薬?

SSRIに分類され、セロトニンの働きを高める作用のある薬です。うつ病、うつ状態、外傷後ストレス障害(PTSD)、パニック障害などに効果がある薬です。

セロトニンの働きを高める作用のある薬で、不安や落ち込みといった精神状態の改善に効果が期待できます。うつ状態だけではなく、不安の病気にも使われます。2015年12月より、ジェネリック医薬品も発売となり、成分名のセルトラリン錠として発売されています。

ジェイゾロフト(英語:jzoloft)には通常のジェイゾロフト錠とジェイゾロフトのOD錠(水なしで飲めるタイプ)があり、それぞれ効果に違いはありません。さらに、副作用が比較的少なく飲み続けやすい点が特徴です。同様にジェネリック医薬品もあります。

うつ状態の方は、気分の落ち込みや不安が強く出る傾向があり、副作用もマイルドで離脱症状が出にくいことから、初めに使う薬としては使いやすい抗うつ薬になります。気分の安定化に効果が期待でき、月経前気分不快障害(PMDD)や、月経前緊張症(PMS)にも効果があり、女性との相性もよい抗うつ薬といわれています。

ジェイゾロフトは少しずつ効果が期待できる薬です。
ジェイゾロフトの血液中濃度半減期(約23~24時間)が長いので、1日1回服用なのも利点です。
効果の実感はおおよそ2週間~1ヶ月ほどかかることが多いです。
一般的には夕食後に服用とされますが、食事の影響が少ない薬なので、寝る前に服用を変更することも可能です。また、飲み忘れた場合は同日内の次の飲む時間に服薬しましょう。ただし、2回分を一度に飲まないでください。気付いたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。

ジェイゾロフトを服薬開始して、数週間ごとに効果判定を行います。
開始用量は1日25mgで、最高用量が1日100mgとなります。効果が不十分な場合は、25mg~50mg/日ずつ増量をしていきます。最高用量の100mgまで使っても効果が不十分な場合は、他の抗うつ薬の追加もしくは変更、増強療法として抗精神病薬や気分安定薬、薬物療法のアプローチの変更(診断の見直し)などの処置がとられます。自己判断での減薬・断薬は決してせず、主治医へ相談しましょう。

  • <メリット>

    ・効果と副作用のバランスが良い
    ・OD錠(水なしで飲めるタイプ)が販売されている
    ・ジェネリックが販売されている
    ・離脱症状*が比較的少ない
    *抗うつ剤の血中濃度が急激に下がったことに体が対応しきれない結果を言います。体は急激な変化に弱いといわれます。

  • <デメリット>

    ・胃腸障害が多い
    ・男性では性機能障害が多い
    ・睡眠障害(不眠・傾眠)が起きやすい

SSRIで他の薬は
どんな薬があるの?

ジェイゾロフトについて詳しい情報は、下記をクリックの上ご覧ください。
なお、ジェイゾロフト以外のSSRIの薬として、他にもパキシルレクサプロデプロメールルボックスがあります。

ジェイゾロフトの基本情報

ジェイゾロフトについてのQ&A

ジェイゾロフトが効かないのですが、薬が合わないのでしょうか?
ジェイゾロフトは比較的副作用が少ない薬とされていますが、副作用が出ない人もいれば、強く出る人もいます。同様に、効果を実感できる人とできない人もいます。その場合は、医師の指示により、薬の変更や増量という処置がとられます。決して自己判断で断薬や減薬はしないようにしましょう。
ジェイゾロフトを服用中、アルコールのお酒は飲めますか?
原則、アルコールと薬は併用しないことが大前提です。飲酒は他の抗うつ薬で作用の増強が報告されています。
ジェイゾロフトを服用したら、痩せますか?それとも、太りますか?
他の抗うつ薬と比較してもヒスタミン受容体への親和性が低いため食欲が亢進することはあまりありません。 食欲や代謝などは様々な影響があり、薬だけではなく、その時の病状も関係してきます。 SSRIは吐き気、嘔吐、下痢など胃腸症状が出やすいのでむしろ投与開始直後は体重が減ることもあります。
ジェイゾロフトを服用するとEDになるってホントですか?
ジェイゾロフトは、男性の性欲低下・勃起不全・射精障害・オーガニズム低下がみられることが多いです。
特に性欲・欲望、性的興奮、絶頂といった反応が起こらなくなり、悩まれている方が 多いです。パートナーの関係性にも影響するため、軽視できない副作用です。
ご状態によって、医師に相談して他の薬に変更・追加したりします。

薬で改善しない方へ

ジェイゾロフト服用者の声

ツイッターではジェイゾロフトを服用されている方が多くつぶやいています。効果があった方もない方もつぶやいていますので、やはり効果には個人差があるようです。

薬の服用が不安な方は
薬に頼らない選択肢があります!

薬に対する抵抗や薬の副作用に苦しむ方にこそ、効果が期待できる新たな治療法があります。それは磁気刺激治療(TMS)です。
磁気刺激治療(TMS)は、機能低下した脳に磁気刺激を与えることにより、脳の動きを回復させることで、ストレスやうつ病を改善する治療です。
治療期間は、個人差もございますが、1ヶ月半~6ヶ月で副作用もほとんどなく、リラックスして受けられる治療です。長期間うつ病で苦しんでいた方が短期間で改善する可能性が高い治療です。
磁気刺激治療(TMS)の専門クリニックとして、新宿ストレスクリニックがあります。
薬の服用を開始するにあたって不安な方はぜひ当院へご相談ください。
また薬の副作用で悩んでいる方、なかなか薬の効果が実感できない方などはセカンドオピニオンとしてお気軽にお問合せください。

渡邊 真也

【監修】渡邊真也医師

2008年大分大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニック 統括院長・本院 院長兼務。患者様を大切にし、安心できる医療を一番に考えており、正確な診断、適切な治療方針の提供。精神保健指定医

新宿ストレスクリニックでは、うつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や薬を使わない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。
抗うつ薬でご不安な方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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