アナフラニール
(クロミプラミン)

アナフラニール(クロミプラミン)

アナフラニールの主な特徴

効果    低 ★★★★★ 高
副作用   少 ★★★★★ 多

*上記の評価は、監修医師の主観を含む参考値です。

主成分はクロミプラミン塩酸塩であり、三環系抗うつ薬に分類される抗うつ薬です。
脳内の神経伝達をスムーズにし、憂うつな気分を和らげ、意欲を改善する薬です。

アナフラニールはどんな薬?

三環系抗うつ薬に分類されており、有効成分はクロミプラミン塩酸塩です。アナフラニールという商品名で販売されています。うつ病、うつ状態の治療に効果が期待できる薬です。

この薬は、飲み続けることで脳内に作用し、脳内の神経伝達物質をつかさどるセロトニンの働きを増強させ、脳内の神経伝達をスムーズにします。セロトニンの働きによって不安や気分の落ち込み、無気力などといった症状を和らげます。

アナフラニールは、国内では1973年に発売された薬で、三環系抗うつ薬には他にトリプタノール(アミトリプチリン)、アモキサン(アモキサピン)等があります。

アナフラニールの半減期は比較的長く35時間、最高血中濃度到達時間は4時間ですので、服用から39時間程度で血中濃度は半減されることになります。薬の血中濃度は、飲み続けていくことで安定していきます。半減期からおよそ4~5倍の時間で安定するといわれますので、安定には6~8日ほどかかります。

副作用として眠気やめまいが起こることがありますから、服用後は自転車や自動車の運転を控えなければなりません。特に飲み始めは数日間をピークにして強い立ちくらみを起こすことがありますので、ゆっくり動作するようにしましょう。

長期服用については、成人は1日1~3回主成分として50~100mgから始め、年齢・症状により1日225mgを超えない範囲で適宜増減されます。1日1~3回を分けて服用していきます。必ず指示された服用方法に従ってください。

初発例でも年単位で内服を維持する必要がありますが、症状が安定すれば、次第に減らし、終了も可能です。2回、3回と再燃を繰り返すケースでは、さらに長期の内服継続が必要となります。

  • <メリット>

    ・1日1~3回の服用で効果が期待できる
    ・不安や緊張した気分をほぐして気持ちを楽にする
    ・意欲や気力を改善することができる
    ・パニック障害や過食症などに対する効果も期待できる

  • <デメリット>

    ・飲み始めには眠気が起こりやすい
    ・胃腸障害(嘔気・下痢・食欲不振など)が起こりやすい
    ・口の渇きが起こりやすい
    ・心電図異常(QT延長症候群)に注意が必要

アナフナニールの基本情報

アナフラニールについての詳しい情報は、下記をクリックの上ご覧ください。
なお、アナフナニール以外の三環系うつ薬として、トリプタノール(アミトリプチリン)、アモキサン(アモキサピン)等があります。

アナフラニールの基本情報

アナフラニールについてのQ&A

アナフラニールが効かないのですが、薬が合わないのでしょうか?
薬は初期用量として、成人は1日1~3回主成分として50~100mgから始め、年齢・症状により1日225mgを超えない範囲で適宜増減されます。1日1~3回を分けて服用していきます。必ず指示された服用方法に従ってください。
アナフラニールの調整は、薬の効果を見極めながら精神科医師が行います。一定量のある薬が効くかどうか確かめるために2週間程度はかかります。合う薬が見つかるまで数ヶ月かかる場合も時々あります。自己判断で服用は止めずに、必ず主治医に相談しましょう。
アナフラニールを服用中、アルコールのお酒は飲めますか?
飲酒は薬の作用を強めることがあります。レクサプロとの相互作用は認められていませんが、控えるようにしましょう。
アナフラニールを服用したら、痩せますか?それとも、太りますか?
飲み始めの数カ月は胃腸障害の副作用も影響して痩せる傾向に行くことが多く、その後は太りやすい傾向にあることが報告されています。飲み始めの体重減少は、胃腸障害によって食欲が落ちる影響が大きいようで、長期に使って体重増加していくのは、精神症状が改善していくためとも考えられます。
急激な体重減少・増加があった場合は、主治医に相談してください。

薬で改善しない方へ

アナフラニール服用者の声

ツイッターではアナフラニールを服用されている方が多くつぶやいています。効果があった方もない方もつぶやいていますので、やはり効果には個人差があるようです。

薬の服用が不安な方は
薬に頼らない選択肢があります!

薬に対する抵抗や薬の副作用に苦しむ方にこそ、効果が期待できる新たな治療法があります。それは磁気刺激治療(TMS)です。
磁気刺激治療(TMS)は、機能低下した脳に磁気刺激を与えることにより、脳の動きを回復させることで、ストレスやうつ病を改善する治療です。
治療期間は、個人差もございますが、1 ヶ月半~6 ヶ月で副作用もほとんどなく、リラックスして受けられる治療です。長期間うつ病で苦しんでいた方が短期間で改善する可能性が高い治療です。
磁気刺激治療(TMS)の専門クリニックとして、新宿ストレスクリニックがあります。
薬の服用を開始するにあたって不安な方はぜひ当院へご相談ください。
また薬の副作用で悩んでいる方、なかなか薬の効果が実感できない方などはセカンドオピニオンとしてお気軽にお問合せください。

渡邊 真也

【監修】渡邊真也医師

2008年大分大学医学部卒業。現在、新宿ストレスクリニックの統括院長・本院院長兼務。患者様を大切にし、安心できる医療を一番に考えており、正確な診断、適切な治療方針の提供。精神保健指定医

新宿ストレスクリニックでは、うつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や薬を使わない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。
抗うつ薬でご不安な方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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