統合失調症

統合失調症

100人に1人弱がかかる
頻度の高い病気

総合失調症は100人に1人弱がかかる頻度の高い病気

統合失調症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。
本人は何かおかしいと感じながらも、病気とは思っていないので他人にはよく理解できない発言や行動が現れてきます。
また、「感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」ことを自分で振り返って考えることが難しくなりやすい(病識の障害)、日常生活や社会生活で営む機能が障害を受ける(生活の障害)という特徴を併せもっています。
「普通の会話もできない」、「不治の病」といった誤ったイメージがありますが、こころの働きの多くの部分は保たれ、多くの患者さんが回復していきます。

発症する原因ときっかけ

統合失調症の原因は、今のところ明らかではありません。人生の転機(進学・就職・独立・結婚など)が発症の契機となることが多いようですが、原因ではないとされています。
というのは、人生の転機は特別な出来事ではなく、同じような経験をする大部分の人が発症に至らないからです。
では、遺伝子の影響の可能性を考えてみると、一卵性双生児は同じ素因をもっているはずですが、統合失調症を発症するのは約50%と言われています。
遺伝の影響はあるものの、遺伝だけで決まるものではありません。
統合失調症の母親から生まれた子どものうち、同じ病気を発症するのは約10%にすぎません。こうしてみると、統合失調症の原因には素因と環境の両方が関係しており、素因の影響が約3分の2、環境の影響が約3分の1とされています。
素因の影響が大きいと感じるかもしれませんが、生活習慣病など頻度の多い慢性的な病気にも共通する値となっています。

ストレスも発症のきっかけに

総合失調症はストレスも発症のきっかけに

転校、転居、親の離婚、親との死別、あるいは病気といったことによるストレスが重なったときに、発症するという考えもあります。
このとき、脳にも機能低下というトラブルが起きています。
脳内で情報のやり取りをしている「神経伝達物質」の1つにドーパミンという物質があります。ドーパミンは注意・意欲・感情・学習・運動調整といった機能をつかさどる物質です。このドーパミンの過剰な分泌、あるいは機能低下が、統合失調症の症状を引き起こすのではないかと考えられています。
また、直接的な予防法はなく、発症のきっかけとなるのがストレスの場合、ストレス環境を改善することは、間接的な予防法と言えるでしょう

グラフデータで
統合失調症がわかる

光トポグラフィー検査のグラフデータ

ご自身や周りの方で思い当たる方がいらっしゃった場合、新宿ストレスクリニックでは医師の問診のみならず、グラフデータでどのような状態かが目で分かる「光トポグラフィー検査」を行っております。医師の問診だけでは判断しにくかった疾患も「光トポグラフィー検査」によって、より的確に病状を把握しやすくしております。
安全な近赤外光で頭部の血流量を測定して、健常、うつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症のパターンをそれぞれ判別する検査です。検査前の問診と検査結果から総合的に診断します。
簡単な質問に答えていくだけなので、痛みなどはございません。

うつ病も併発している
可能性がある

「統合失調感情障害うつ病型」、統合失調症とうつ病が顕著に現れる障害です。
幻覚や妄想といった、統合失調症の主な特徴に加え、活力の低下や気分の抑うつ、不眠などうつ病で現れる症状があります。
うつ病も「こころの病」ではなく「脳の病」といわれています。
脳の機能低下から普段興味・関心がなくなり、気分が沈みがちになります。

新宿ストレスクリニックは、磁気刺激治療(TMS)という、薬に頼らない新しいストレス・うつ病治療法を取り入れた専門クリニックです。磁気刺激治療(TMS)とは、機能が低下した脳に磁気による刺激を与え、脳の働きを回復させることでうつ病を改善する、新しい治療法です。副作用の心配もほぼありません。
患者さんのなかにはセカンドオピニオンとして、現在の薬による治療と併用して通院している方もいらっしゃいます。
リラックスした状態でできる治療ですので、心身に無理のない治療法です。早期発見・早期治療がより早い回復を導きます。何か変だな?と感じたら、お気軽にご相談ください。

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